タレントの壇蜜さん(44)が8日、文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」で日本の少子化問題における「子供がいないことへの風当たり」について率直に語りました。
この日の番組は、大竹まこと氏が休みのため壇蜜さんが進行。日本、韓国、中国の人口減少や少子化が議論され、地方での外国人労働者増加も紹介されました。
壇蜜さんが文化放送のラジオ番組「大竹まこと ゴールデンラジオ!」に出演し、少子化問題における「子供がいないことへの風当たり」について語る様子。
少子化の要因と金子勝氏の見解
経済学者の金子勝氏は、東京の人口増と出生率低下の要因を分析。家賃・学費高騰に加え、「女性がゆとりある子育てができない」過酷な働き方が背景にあると指摘。選択的夫婦別姓反対など旧来の価値観を主張する政党を批判し、女性の権利向上と社会制度の見直しを強調しました。
壇蜜が語る「非国民」と女性への責任転嫁
金子氏の意見を受け、壇蜜さんは都心での子育て環境の課題に触れ、「産んでないと非国民とよく言われる」と自身の経験を吐露。少子化の責任が「女性ばかりに押し付けられる」風潮に強い懸念を示しました。
壇蜜さんの発言は、少子化問題が個人の選択を超え、社会構造や女性の権利、働き方に深く根差すことを示唆。女性への責任転嫁ではなく、社会全体の構造改革と意識変革が不可欠です。
[引用元] スポニチアネックス (Yahoo!ニュース経由): 壇蜜「産んでないと非国民って言われるのなに?」子供いないことへの風当たりを語る. https://news.yahoo.co.jp/articles/af930e2b547d3c4f13eb27e0ce21a78596bca418