両院議員総会で「石破首相を擁護していた人も冷めてしまった」場面 ヒゲの隊長明かす「若干キレちゃった」


【写真】両院議員総会を終えた石破首相はこの表情

 総会には253人が出席し35人が発言。参院選惨敗の責任を問われている石破茂首相(党総裁)は続投へに意欲を重ねて表明した。出席者からは総裁選の前倒しを求める意見が相次ぎ、有村治子両院議員総会長は、前倒し実施の是非を決める党内手続きを進めるよう総裁選管理委員会に委ねた。

 参院選後からの石破降ろしの動きに加えて、4日の衆院予算委員会で首相が企業・団体献金の規制強化に意欲を示したことにも党内で反発が強まっているという。佐藤氏は「企業・団体献金に加えてコメ(増産)の関係も党内調整を十分せずに踏み切ったので反発がある」と明かす。

 この日の総会で約1時間が経過した後、総裁選前倒しの是非を総裁選管に移管するかどうかの採決を取るかで賛否両論が出る中、出席者が「総裁の意見が聞きたい」と声を上げた。佐藤氏は「関税の問題、コメの問題含めて“自分は単独でやったんではない。今までの政策に基づいてやってる”って若干キレちゃったんですね」と石破首相の様子を明かし、「それで余計みんな冷めてしまった。党内でしっかり議論をしてやればよかったという部分も、今回の総会で逆に自分のミスを上塗りをしたような感じになってしまって、今まで石破さんを擁護していた人も冷めてしまった」と明かした。



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