都がバリアフリー情報一元化へ 年度内にサイト立ち上げ

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東京都庁

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 来年の東京五輪・パラリンピックに向けて、バリアフリー化された宿泊施設や駅のエレベーターがどこにあるかなど、東京都は都内の施設の情報を一元化するためのインターネットサイトを今年度内に立ち上げることを決めた。高齢者も含めて誰でも不便なく使える施設をサイトに明示することで、五輪・パラ後のレガシー(遺産)にするという。

 都は11月に一般社団法人「日本旅行業協会」と協力協定を締結。同会からは宿泊施設の情報提供を受ける。開設当初は日本語から始めるが、英語や中国語など多言語化も検討している。

 サイトでは、車いすでも入れる客室が都内にどこにあるかや、駅や公共施設でのエレベーター、エスカレーターの設置場所のほか、誰でも利用可能な個室トイレの場所などを簡単に検索できるようにするという。個別の施設にはそれぞれの公式サイトで明示している所もあるが、情報を一覧できるようなサイトはなかった。

 都では改正建築物バリアフリー条例を9月から施行。新設の宿泊施設では、一定のバリアフリー基準を義務付けるなど、全国で初めて一般客室にも規制をかけた。

 都内のNPOの調べでは、総客室が多い都内の主要ホテル約30カ所のうち、車いすが利用できる客室が10室以上あるのは、京王プラザホテル(新宿区)ぐらいだという。都の試算では、パラリンピックの期間中に車いす利用者対応の客室が1日当たり730室必要とみている。

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