大阪市の繁華街・道頓堀で発生したビル火災で犠牲になった消防士長友光成さん(22)は、人なつっこい性格で消防隊の「愛されキャラ」だった。市消防局の同期で友人の男性らが涙ながらに語った。
「僕らの知っている光成じゃなかったらいいなと思った…。亡くなったのは信じられない」。消防学校時代を共に過ごした20代男性によると、長友さんは仕事に一生懸命で、場を和ませるのも得意だったという。
男性らは、長友さんと会うために18日夜に警察署を訪れたが、面会はかなわなかったという。「周囲からかわいがられていたのに」。男性は絞り出すように話した。