一蘭道頓堀店本館、隣接ビル火災で臨時休業 – 消防隊員2名死亡の惨事

人気ラーメン店「一蘭」の道頓堀店本館が、隣接するビル火災の影響で18日より臨時休業しています。この火災では痛ましい犠牲者も発生しており、事態の深刻さが注目されています。

火災発生と甚大な被害

18日午前9時50分頃、大阪・道頓堀の繁華街にて「建物1階から出火」と119番通報がありました。火は瞬く間に延焼し、隣接するビルにまで被害が及びました。大阪府警によると、消火活動中の消防隊員2名(22歳・55歳男性)が死亡、他に消防隊員3名と女性1名の計4名が負傷する痛ましい結果となりましたが、命に別条はないとのことです。

一蘭の対応と声明

一蘭は公式X(旧ツイッター)を通じ、隣接ビルでの火災発生を迅速に報告しました。現在のところ、同店の顧客および従業員に人的被害がないことを確認した上で、安全確保を最優先に対応を進めていると説明しています。

一蘭道頓堀店本館の看板が映る火災現場の様子。隣接ビル火災による店舗への影響を示す一蘭道頓堀店本館の看板が映る火災現場の様子。隣接ビル火災による店舗への影響を示す

さらに、「ご来店を予定されていたお客様には多大なるご迷惑とご心配をおかけいたしますこと、心よりお詫び申し上げます」と深く謝罪の意を表しました。店舗の営業再開については、「一蘭公式WEBサイトにて随時お知らせいたします」としています。

現場の状況と社会の反応

火災現場は、大阪「ミナミ」の中心地の一つであり、江崎グリコの電光看板で有名な戎橋からほど近い場所に位置しています。道頓堀川を挟んだ斜め向かいにはグリコ看板があり、その西側奥には大阪松竹座があるなど、観光客や地元住民で賑わうエリアです。このニュースに対し、SNS上ではフォロワーから「ニュースで燃え盛るビルに一蘭の看板があり驚きました」「ニュースで見た、すごい燃え方だった」といった心配の声が多数寄せられています。

結び

今回の道頓堀での大規模火災は、人気ラーメン店舗の臨時休業に加えて、尊い命が失われるという痛ましい結果を招きました。一蘭道頓堀店本館の早期の営業再開が望まれる一方、火災の詳細な原因究明と再発防止策の徹底が喫緊の課題です。弊社は引き続き本件の動向を注視してまいります。

出典: Yahoo!ニュース (https://news.yahoo.co.jp/articles/83cdf7eae8fc38580a6111be1a47a445beb81f78)