お笑いコンビ「キングコング」として活躍し、現在は人気YouTuber「カジサック」としても絶大な支持を集める梶原雄太さん。五児の父親として多忙な日々を送る彼にとって、現在の家族像の根底には幼少期の経験が深く関わっています。小学1年生で両親の離婚を経験した梶原さんの人生を決定づけた「運命のアンケート」とその背景に迫ります。
お笑いコンビ・キングコングの梶原雄太さん。人気YouTuber「カジサック」としても知られ、5児の父でもある。
幼少期の衝撃:両親から突然の「運命のアンケート」
梶原さんが小学1年生だった頃、ご家庭には「あまり良い雰囲気ではない」と幼心に感じていた不穏な空気が漂っていたといいます。そんなある日、梶原さんを含む3兄弟は両親に茶の間に呼ばれ、突然「お父さんとお母さん、どっちのことが好きか?」という、子どもにとってはあまりにも過酷な質問を投げかけられました。
状況を理解しきれないまま「お母さん!」と即答した梶原さん。その返答を聞いた父親は驚きを隠せず、「雄太だけは俺を選んでくれると思ったんだけどな…」とつぶやいたそうです。この唐突な問いかけこそが、両親が離婚の是非を決めるための「運命のアンケート」だったといいます。
7歳の「一票」が決定づけた家族の行方
この「運命のアンケート」の背景には、母親の強い決意がありました。「3人とも絶対に私が育てる。それができないなら離婚はしない」と固く宣言していたそうです。一方、父親は「誰かしらは必ず俺についてくるはずだ」と、いずれかの子供が自分を選ぶことを期待していたといいます。
しかし、現実は父親の予想とは異なりました。3兄弟全員が揃って「お母さん」と即答したことで、両親の離婚は最終的に決定。7歳という幼さで梶原さんが下した一票が、結果的に両親の離婚の決定打となったのです。この出来事は、その後の梶原さんの人生、そして現在の彼が五児の父親として家族を築く上での家族観形成に多大な影響を与えました。
幼少期に経験した両親の離婚と「運命のアンケート」という出来事は、キングコング梶原雄太さんの人生に深く刻まれました。この経験が、現在の彼が五児の父として家庭を築く上での揺るぎない礎となっていることが伺えます。彼の言葉は、家族のあり方について深く考えさせる貴重な視点を提供しています。
参考文献
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