ガンダム史に残る「伝説の主役機交代劇」、ミーティアからのフリーダム無双、禍々しいエピオン搭乗も…


■【画像】うそっ、これがガンダム主役機? ラスボス感あふれる禍々しい姿に衝撃■

 長い歴史のある『ガンダム』シリーズにおいても、そのようなイベントは欠かせない。とくに主役機の乗り換えシーンは新戦力を得るとともに、物語の大きな転換点になることも多かった。

 そこで今回は、歴代『ガンダム』作品のなかで描かれた、象徴的な主役機の乗り換えシーンをピックアップ。いろいろな側面から印象に残った主役機交代の場面を振り返ってみたい。

※本記事には各作品の内容を含みます。

■ガンダムシリーズ初の主役機交代

 主人公のカミーユ・ビダンの最初の搭乗機はティターンズから奪った「ガンダムMk-II」である。このガンダムMk-II自体はカッコよかったが、視聴者としては作品タイトルになっている「Zガンダム」がいつ登場するのか気になった人も多いはず。

 そしてファン待望のときがついに訪れることに。第21話の「ゼータの鼓動」というサブタイトルと、次回予告の中で少しだけ登場した戦闘機風の新型機の姿に期待は高まった。

 結論からいうと、第21話でたしかに新型機のZガンダムは登場した。しかし、カミーユは終始ガンダムMk-IIに乗っており、ティターンズの新型である「ガブスレイ」に圧倒される。その窮地に現れたのが、アポリーが運搬してきたウェイブライダー形態のZガンダムだったのである。

 結局21話ではカミーユがZガンダムに乗り込むことはなく、ガンダム史に残る初めての主役機交代は次回に持ち越しとなった。正直なところ、多少肩透かしを食らった感は否めなかった。

 続く第22話「シロッコの眼」でようやくカミーユがZガンダムに搭乗し、MS形態への可変シーンも描かれた。しかし、いわゆる主役機交代を象徴するような無双シーンなどはなく、比較的地味な交代回だったのが逆に印象に残っている。



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