三谷幸喜氏、大ヒット映画「国宝」を絶賛も「上映時間短すぎ」と続編熱望

脚本家、演出家、映画監督、そして俳優として多岐にわたり活躍する三谷幸喜氏が23日、TBSの報道番組「情報7daysニュースキャスター」に出演しました。現在大ヒット中の映画「国宝」について、その内容を高く評価しつつも「ちょっと気になる点が…」と語り、大きな注目を集めています。

「素晴らしい作品だが…」上映時間の指摘

三谷氏は番組内で「僕も見てきました。やっぱり素晴らしいです」と述べ、映画「国宝」の完成度を絶賛しました。さらに「僕の周りの古典芸能をやっている人たちもみんな、やっぱりすごくよくできている、とおっしゃっていました」と、専門家からの評価も高いことを強調しました。しかし、続けて「ちょっと一つだけ、気になる点があるんですよ、上映時間…」と、本作の3時間という上映時間に言及しました。

安住紳一郎アナウンサーが「3時間は長い?」と尋ねると、三谷氏は即座に「いや、短すぎますね」と返答。スタジオを驚かせました。

「情報7daysニュースキャスター」に出演した脚本家・三谷幸喜氏「情報7daysニュースキャスター」に出演した脚本家・三谷幸喜氏

原作からの抜粋と「続編」への期待

三谷氏は、映画が非常に面白かったため原作小説も読んだと明かし、「もっと面白いエピソード、いっぱいあるし、すごく困って、頑張って(削る部分を)考えて作られたと思うんですけど」と、3時間という上映時間にするために制作陣が多くの苦労をして内容を厳選したことを推察しました。

そして、「やっぱりもったいないですね。ぜひ続編を作らせていただきたいな、と…」と笑顔で語ると、スタジオ内は笑いに包まれました。安住アナウンサーは「三谷さんが?脚本家で?すごいところに着地しましたね」とツッコミを入れましたが、三谷氏は改めて「本当に面白かった。だから本当につらかったと思います、作られた方々は…」と、作品への深い共感と作り手への敬意を表しました。

結論

三谷幸喜氏の「国宝」に対する絶賛と、上映時間の短さを指摘し続編を熱望するコメントは、作品の質の高さを改めて示すとともに、多くの未公開エピソードへの期待感を高めるものとなりました。この発言は、今後の「国宝」の展開や、古典芸能を題材とした作品への関心をさらに深めるきっかけとなるでしょう。

参考文献