斬新な展開が話題沸騰!4コマ漫画『四天王』作者・野良ごましおが語る創作秘話

現在、コミックの映像化やドラマのコミカライズが盛んな中、エンタメ好きなら見逃せない注目の漫画情報をお届けします。今回「ザテレビジョンマンガ部」がピックアップするのは、SNSで大きな反響を呼んでいる4コマ漫画『四天王』です。RPGの常識を覆すユニークな設定と展開で読者を魅了する本作の魅力と、作者・野良ごましお先生の創作の裏側に迫ります。

ネットで話題の4コマ漫画『四天王』とは?

勇者と四天王の常識を覆す展開

『四天王』は、野良ごましお氏がX(旧Twitter)に投稿し、2000件以上の「いいね」を獲得して話題となった4コマ漫画です。物語は、ついに四天王の一人を打ち倒した勇者が、残りの3人の強敵に疲労を滲ませるシーンから始まります。しかし、そこへ現れた残りの四天王3人は、勇者に衝撃的な言葉を投げかけます。「喜ぶんだな勇者」と語り始めた彼らは、今倒された者が四天王最強の男であり、自分たちはその足元にも及ばないと告白。そして次の瞬間、つぶらな瞳で「降参します。命だけは助けてください」と、まさかの命乞いをするという斬新な展開が描かれています。

4コマ漫画『四天王』のワンシーン4コマ漫画『四天王』のワンシーン

読者の反響

この予測不能な『四天王』との戦いを描いた漫画は、多くの読者から熱いコメントが寄せられました。「だから最弱からぶつかるのか」「まとまって闘うつもりにもならなかったか」「目がかわいいから許すか」「キラキラした目だ…」といった声が、そのユニークな設定とユーモアが受け入れられていることを示しています。

作者・野良ごましお氏が語る創作の裏側

作品誕生のきっかけとこだわり

作者である野良ごましお氏は、本作の創作きっかけについて、RPGをプレイ中に抱いた疑問を明かしています。「四天王はわざわざ最弱から繰り出さなくても最強格が勇者を叩き潰せば早くない?」という発想からこの物語が生まれたとのこと。特にこだわった点としては、ストーリーの「スピード感」を重視したと語っています。

お気に入りのコマとその理由

野良ごましお氏が特にお気に入りとして挙げたのは、1コマ目で四天王最強格が勇者に瞬殺されるシーンです。その潔い描写が気に入っていると述べました。普段の作品展開の着想については、お題を決めてそれを「最高に裏切るのが肝」だと考えており、大喜利系のエンタメから感覚を養っているそうです。また、ぼーっとしている時にアイデアが降りてくることもあると話しています。

今後の展望と読者へのメッセージ

今後の展望として「世界に見つかること」を目標に掲げており、作品を楽しみにしている読者へは「見つけてくれてありがとうございます!」と感謝のメッセージを送っています。

野良ごましお氏の4コマ漫画『四天王』は、RPGにおけるお約束を逆手に取った斬新な発想と、テンポの良い展開で読者に驚きと笑いを提供しています。既存の枠にとらわれない自由な発想から生まれる作品は、これからも多くの人々に発見され、愛され続けることでしょう。このユニークな世界観を、ぜひ一度体験してみてください。

参考文献: