人気9人組アイドルグループ・Snow Manの目黒蓮が、11月18日、グループのファンクラブサイトで今後の活動方針を発表しました。2025-2026年の5大ドームツアー『Snow Man Dome Tour 2025-2026 ON』終了後、一時的にグループ活動を休止し、俳優業に専念するという内容です。休止期間は未定とされていますが、この発表はファンの間で大きな驚きと同時に、今後の活躍への期待の声が広がっています。彼の新たな挑戦は、世界的にも注目される作品への出演となる模様です。
世界的評価を受ける『SHOGUN 将軍』続編への出演
目黒蓮が挑戦するのは、Disney+で制作される大作ドラマ『SHOGUN 将軍2』の撮影です。2024年に配信された前作『SHOGUN 将軍』は、俳優の真田広之が主演とエグゼクティブ・プロデューサーを務め、日本の戦国時代を舞台にした国際的なドラマとして世界中で大きな注目を集めました。同作はアメリカのテレビ界で最高峰とされるエミー賞において、作品賞である「Outstanding Drama Series」を受賞し、さらに全18部門を制覇。単一シーズン作品としては史上最多という輝かしい快挙を達成しています。このような世界的評価を得た作品の続編への出演は、目黒蓮にとって極めて大きな意義を持つと言えるでしょう。
ミラノ出発前の羽田でスタッフに囲まれる目黒蓮(2024年)
このニュースを受け、SNSプラットフォーム「X」上では、ファンから「めめがハリウッドで見つかって、スノーマン世界ツアーとかありそうだな!」「めめ不在は寂しいけど、海外での活躍めっちゃ誇らしい!」「その判断凄いと思う」といった喜びと応援の声が多数寄せられており、彼の国際的な飛躍に対する期待感の高さがうかがえます。
国際的な足場を固める目黒蓮のこれまで
目黒蓮が『SHOGUN 将軍2』の役を勝ち取ったのは、厳正なオーディションによるものです。前作の撮影がカナダで行われた経緯から、今回も海外での撮影となる可能性が濃厚であり、かなり早い段階から所属事務所やSnow Manメンバーとの間で綿密な調整が進められていたとみられています。
目黒は、以前から海外ブランド「FENDI」のアンバサダーを務めるなど、すでに国際的な活動の基盤を築いています。また、英語を披露する機会も増えており、着実に海外での活動に向けた準備を進めてきた様子がうかがえます。今回の『SHOGUN 将軍2』への出演決定は、彼の世界的な知名度を一気に押し上げる可能性を秘めています。
Snow Manへの影響とグループの強み
一方で、Snow Manは国内でトップクラスの人気を誇るアイドルグループです。CDをリリースすればミリオンセールスを記録し、ライブチケットは入手困難な状況が続くなど、その人気ぶりは圧倒的です。特に、ドラマ『silent』(TBS系)で主演を務めた目黒蓮は、グループ内でも絶大な人気を誇る存在です。
人気メンバーの一時的な離脱はグループ活動に少なからず影響を与えるように思えますが、芸能ジャーナリストはこれに対し異なる見解を示しています。「Snow Manは『全員が主役級』と評されるほど、各メンバーの認知度が高いグループです。例えば、向井康二はバラエティ番組、阿部亮平はクイズ番組や情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)での活躍が広く知られるように、個々が非常に強い魅力と実力を持っています。そのため、たとえ8人体制になったとしても、グループ活動を十分に支えられる力があります。むしろ、こうした盤石な環境があるからこそ、目黒蓮も安心して海外撮影に専念できるのだと思います」と分析しています。
目黒蓮が歩む新たなステージは、彼自身のキャリアに大きな転換点をもたらすだけでなく、Snow Manというグループの未来にもさらなる広がりと可能性をもたらすことになりそうです。彼の挑戦は、今後の日本のエンターテインメント界に新たな潮流を生み出すかもしれません。
Source: Yahoo!ニュース / SmartFLASH





