イスラエルで全国的な抗議デモ、人質の解放と戦争の終結求める


人質の家族や支援者らが参加し、被害者団体「人質・行方不明家族フォーラム」は、抗議行動の冒頭でテルアビブの米大使館前に巨大なイスラエル国旗を掲げた。

人質・行方不明家族フォーラムは声明で「メッセージは明確だ。10月7日午前6時29分、私たちの人生が変わったこの時刻こそ、全国的な闘争の日を始めるときだ」と述べた。

2023年10月のハマス主導のイスラエルへの攻撃で死亡したイタイ・チェンさんの母親ハギト・チェンさんは「テーブルの上には提案がある。われわれは指導者たちが交渉の場に座り、最後の人質がいつ帰還するのかを保証する合意に至るまで席を立たないことを求める」と語った。

人質のニムロッド・コーエンさんの父親、イェフダ・コーエンさんは「80%以上が戦争終結と人質解放の合意を望んでいる。イスラエル全体がこの悪夢の終わりを願っている」と訴えた。

カタールとエジプトの仲介による最新の停戦案をハマスが受け入れてからほぼ1週間が経つが、イスラエルはまだ回答していない。

イスラエルのネタニヤフ首相は「直ちに」人質全員の解放と戦争終結に向けた交渉を開始すると主張している。

ネタニヤフ氏はこれまで1年半にわたり部分的・段階的な停戦にしか合意してこなかった。現在は、すべての人質解放と戦争の全面的な終結をイスラエルの条件で確保する包括的な合意を求めている。



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