インターン社員の「差し入れ食べ散らかし」がネットで物議 – 韓国職場マナー論争

韓国の職場でインターン社員が会社からの差し入れを無断で食べ散らかし、片付けずに退勤したとされる出来事が、SNS上で大きな批判を呼び、社会的なマナーや世代間の意識差について議論を巻き起こしています。この一件は、基本的な礼儀と職場での常識を巡る問題として、多くのネットユーザーの関心を集めています。

職場での「差し入れ放置」が問題視

問題の発端は、ある会社員がSNSに投稿した内容です。投稿によると、会社がインターン向けに用意したピザと、食べやすいようにカットされたスイカが差し入れられました。しかし、インターンたちは勤務終了後、残った2切れのピザの箱や、食べ終えたスイカの皿を机の上に置きっぱなしにしたまま帰ってしまったといいます。投稿者は、差し入れを受けたら感謝の意を示すべきであり、食べるか否かは自由であるとしても、食べた後はきちんと片付けるのが「基本マナー」であると強調。「これはお節介ではなく、常識と礼儀の問題だ」と指摘し、インターンたちの行動に疑問を投げかけました。

韓国の職場で差し入れのピザとスイカが散らかったまま放置された様子韓国の職場で差し入れのピザとスイカが散らかったまま放置された様子

ネット上で沸騰する批判と世代間ギャップ

この投稿は瞬く間に拡散され、ネット上ではインターンたちの行動に対する批判の声が殺到しました。「学校で掃除を学ばずに育った世代なのだろうか」「何不自由なく育ってきたから自己中心的なのか」「親が全部やってくれていたからこうなる」「今の若者は損なことは絶対にしない」といった厳しい意見が多く寄せられ、一部では世代間の意識差、または教育の問題にまで発展する様相を見せました。また、「ただの一人も片付ける人がいなかったのか」という驚きの声や、「わざと一切れ残して『まだ残ってますよ』と言う人もいる」といった具体的な経験談も投稿され、職場のマナーや若者の労働観について、活発な議論が交わされています。

この一件は、単なる職場の清掃問題に留まらず、社会人としての基本的な振る舞いや、他者への配慮といった広範なテーマを浮き彫りにしています。世代間で異なる価値観や期待が衝突する中で、職場における適切なマナーとコミュニケーションのあり方が改めて問われる事態となっています。

参照元

KOREA WAVE/AFPBB News (2025年08月27日). 『インターン社員が差し入れ放置して退勤、SNSで「常識欠けている」と批判殺到=韓国』. Yahoo!ニュース.
https://news.yahoo.co.jp/articles/88f6e8928de04561049123444c58ca6a543f7b42