安倍首相「議員は憲法を決める国民の権利を阻害してはならない」 講演要旨

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 東京都内で講演する安倍首相=13日午後

 東京都内で講演する安倍首相=13日午後

 安倍晋三首相が13日に東京都内で行った講演の要旨は次の通り。

 【桜を見る会】

 招待者基準があいまいだとの指摘があり、来年の開催は中止し、全般的な見直しを行うことにした。この3年間、学校法人「森友学園」への国有地売却問題など、政策論争以外に国会審議が割かれ、申し訳ない。

 【日米貿易協定】

 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)などと合わせ、自由で質の高い経済圏が生まれる。日本の自動車や自動車部品について追加関税を課さないことをトランプ米大統領に確認した。コメも関税削減の対象から外した。なお残る農家の不安に向き合い、畜産設備の拡充などに予算を充て、世界への挑戦を後押しする。

 【日中関係】

 完全に正常な軌道に戻った。両国は世界の平和や安定に大きな責任を有しており、習近平国家主席と、この認識を共有し、明確に示していく。来春の習氏の訪日は日中新時代にふさわしいものにしたい。中国との間のさまざまな懸案について前向きな対応を求めていく考えに変わりはない。

 【憲法改正】

 たやすい道ではないが、必ずや私自身の手で成し遂げたい。7月の参院選で国民は「憲法を議論しろ」との意思を示し、先の臨時国会では、これまで動かなかった憲法審査会で議論が始まった。国会議員は国民投票を通じ憲法を決める国民の権利を阻害してはならない。

 【解散】

 解散の大義を申し上げる段階ではない。国の形に関わる大改革に挑戦し、国づくりを進める上で国民の信を問うべきと判断すれば、躊躇(ちゅうちょ)なく解散を決断する。党総裁連続4選は考えていない。

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