政府の2026年度一般会計予算で、各省庁の概算要求総額が122兆円台になる見通しとなった。25年度の要求総額(117兆6059億円)を大幅に上回り、3年連続で過去最大を更新する。高齢化の影響で社会保障費の増加が続き、防衛費や、国の借金の利払い・償還に充てる国債費も膨らむ。
要求総額が110兆円を超えるのは5年連続。29日が各省庁からの要求の事実上の提出期限で、財務省は9月上旬に集計結果を発表する。
厚生労働省の要求額は、年金や医療などにかかる経費が増える影響で、過去最大の34・7兆円となる。防衛省は、無人機配備や南西諸島防衛など、中国を念頭に置いた体制強化を柱に据え、過去最大の8・8兆円を求める。
国債費は32兆3865億円となる。利払い費が膨らみ、25年度当初予算から4兆円以上増える。