コロラド州の珍事:迷子犬がパトカーを「占拠」、警察官との攻防戦が話題に

アメリカ・コロラド州で発生した、一匹の迷子犬と警察官との心温まる、そして少々困惑する出来事が注目を集めています。パトカーの運転席に乗り込んだ犬が、まるで「自分が運転手だ」と言わんばかりに居座り、警察官を苦笑させる一幕がありました。この予期せぬ「占拠」は、多くの人々に笑顔をもたらしています。

パトカー運転席を迷子犬がまさかの占拠

コロラド州のある日、一人の警察官が遭遇したのは、なんともユーモラスな状況でした。声をかけた迷子の犬が、警察官の「乗っていくかい?」という冗談交じりの問いかけにまさかの反応。犬はそのままパトカーに駆け寄り、自ら車内に飛び込みました。しかし、犬が選んだのは助手席ではなく、なんと運転席。「運転は任せろ」とばかりに、そこに堂々と鎮座したのです。警察官が「どいてくれるかい?運転するから」と優しく話しかけても、犬はぴくりとも動きません。この愛らしい「反抗」に、警察官も困惑しつつも、どこか微笑ましさを感じていたことでしょう。

パトカー運転席に乗り込む迷子犬の様子パトカー運転席に乗り込む迷子犬の様子

“犬のお巡りさん”と化した迷子犬、ついに席を譲る

運転席に居座る犬と警察官の攻防は続きました。警察官が「なあ、こっちに座れよ。ヨダレが垂れているぞ!もう!」と説得を試みますが、犬は頑として動きません。まるで「犬のお巡りさん」とでも言うかのように、その場を動こうとしない迷子犬の姿に、警察官は苦笑いを浮かべるしかありませんでした。運転席で「お座り」を続けるその姿は、多くの通行人の目にも留まったことでしょう。

運転席を離れるよう説得される迷子犬運転席を離れるよう説得される迷子犬

しかし、警察官の根気強い説得が実を結び、「さあ、もういいだろ?離れてくれ」という言葉の末、犬はようやく運転席から離れました。その後、この愛らしい迷子犬は無事に飼い主のもとへ戻されたとのこと。この珍しい出来事は、日々の忙しさの中に、心温まるひとときを提供してくれました。

参照元:

  • FNNプライムオンライン
  • イット! (8月28日放送より)