小平奈緒さん、金メダリストからカフェ経営者へ！長野に「Climbing Coffee」をオープン

スピードスケート女子500メートル平昌五輪金メダリストの小平奈緒さん（39）が、現役引退から2年を経て、新たなキャリアをスタートさせました。自身のインスタグラムでカフェ開業を発表し、その心温まる転身が大きな注目を集めています。

元金メダリストの新たな挑戦：マチをつなぐカフェ「Climbing Coffee」

小平奈緒さんは、8月11日の「山の日」にインスタグラムを更新。「深く長い森を抜けていく、そんな山道でした。ラストレースのゴールを駆け抜けてから今日まで、この日が来るのを心待ちにしていました」と綴り、長野県にある相澤病院の隣接施設内に、カフェ「Climbing Coffee」をオープンしたことを発表しました。このカフェは、「マチをつなぐ山小屋」のような存在を目指しているといいます。

スピードスケート引退レース後に笑顔を見せる小平奈緒さん（2022年撮影）

相澤病院を拠点に育んだ「癒し」の場への想い

小平さんは、現役時代に所属し、現在もブランドアンバサダーを務める相澤病院を拠点に、今回のカフェ開業の想いを温めてきました。彼女は「選手を卒業し、再び相澤病院を拠点に歩み出して今日まで、命と向き合う患者さんや、そのご家族、職員の皆さんの姿を近くで感じながら想いをあたためてきました」と語っています。

様々な感情が交錯する日々の中で、訪れる人々が「ほっとひと息、ささやかなぬくもりを感じて欲しい」というのが、このカフェに込められた願いです。「キズを抱えた心も、誰かを支える背中も、誰もが今を整えてまたここから出発できるように」と、小平さんは新たな一歩を踏み出す人々へのエールを込めています。

祝福の声とセカンドキャリアへの期待

この驚きと喜びの転身報告に、ファンからは「何もかもが素敵ですね」「絶対に行きます」「いつの間に！驚きましたおめでとうございます」など、多くの祝福と応援の声が寄せられています。金メダリストとして輝かしいキャリアを築いた小平奈緒さんが、新たな舞台でどのような物語を紡いでいくのか、そのセカンドキャリアに大きな期待が寄せられています。

参考文献