GACKT、後輩が偽物詐欺の危機一髪!Xで400万円送金寸前を警告「相手が本物か疑って」

ミュージシャンのGACKTさんが2025年9月1日、自身の後輩がSNS上でGACKT氏を装った偽物による詐欺に遭いかけた事実をX(旧Twitter)で明かし、世間に向けて強く注意を呼びかけました。後輩は危うく400万円もの大金を送金してしまう寸前だったといい、GACKTさんは「無闇に送金するなよ。そして、【相手が本物か】必ず疑ってくれ」と警鐘を鳴らしています。

GACKT明かす偽物詐欺の実態:後輩が400万円送金寸前

GACKTさんは同日、「ボクの仲間にヤバい後輩がいた」と投稿し、後輩が「アカウントを乗っ取られて、偽物のボクと会話を続け、危うく400万を振り込みそうになっていた」と衝撃的な事実を告白しました。偽物からの送金指示は「振込先はもちろんボクじゃない。話し方もボクじゃない。というより、日本人ですらない…」という状況で、不自然な日本語が用いられていたにも関わらず、後輩は「最後まで気付かずに本気で送金しようとしていた」といいます。

偽のGACKTさんからのメッセージには、「彼の日本の銀行口座をあなたに送ることができます」「あなたは私のパートナーに半額を支払うことができます」といった奇妙な日本語が並んでいたと、GACKTさんはスクリーンショットを公開して注意を促しています。

ミュージシャンのGACKTさん。彼の後輩がSNS上の偽アカウントによる400万円詐欺被害に遭いかけた事件を受け、GACKTさん自身が警戒を呼びかけている様子。ミュージシャンのGACKTさん。彼の後輩がSNS上の偽アカウントによる400万円詐欺被害に遭いかけた事件を受け、GACKTさん自身が警戒を呼びかけている様子。

偶然の出来事が後輩を救う

この日、たまたま後輩とGACKTさんとの間で食事の予定が入っており、その際にGACKTさんが「それ、ボクじゃないけど?」と一言発したことで、後輩は送金寸前で被害を免れたといいます。GACKTさんは、「もし予定がなければ、確実にカネを失っていた」と語り、間一髪の状況であったことを強調しました。

この出来事を受け、GACKTさんは改めてフォロワーや一般の人々に対し、「だからみんなも覚えておいてくれ。無闇に送金するなよ。そして、【相手が本物か】必ず疑ってくれ」と強く注意喚起。さらに、「ぼーっとしてると、カネ取られるぞ?」と呼びかけ、SNSやオンラインでの金銭のやり取りにおいて、常に慎重であることの重要性を訴えました。有名人を装ったSNS詐欺は増加傾向にあり、見知らぬ相手からの不審な要求には決して応じないよう、冷静な判断が求められます。

まとめ

GACKTさんの後輩が直面した偽物詐欺事件は、SNSを通じたなりすまし詐欺の危険性を改めて浮き彫りにしました。400万円もの大金を失う寸前で未然に防がれたこの事例は、オンライン上での金銭の要求に対しては、必ず相手の身元を確認し、安易な送金は避けるべきだというGACKTさんの警告の重みを示しています。利用者一人ひとりが「相手が本物か」を疑う意識を持ち、情報セキュリティへの警戒を怠らないことが、詐欺被害から身を守るための最も重要な対策となるでしょう。


参考文献