女優の兒玉遥さんは、HKT48時代は見た目にコンプレックスがあり、美容整形を繰り返していた時期があったそうです。ヒアルロン酸注入に依存してしまい総額1000万円以上を使いましたが、今では後悔していると語ります。(全3回中の3回)
■HKT48加入で自分の見た目に自信喪失
── 過去に美容整形を何度も繰り返していた時期があるそうですね。最初のきっかけはなんだったのでしょうか?
兒玉さん:15歳のときにオーディションを経てHKT48に加入しました。それまでの私は容姿に特別自信があったわけではないですが、「自分はちょっとイケているんじゃない?」と思っていたところがあります。ところがHKT48に入ってみると、周りは歌もダンスもできるかわいい女の子だらけ。集合写真を撮っても自分が特別かわいいと思えなくなり、一気に自信を喪失しました。
── 美容整形をした際、周りの人の反応はどうでしたか?
兒玉さん:メンバーには整形したことを言いませんでした。なんとなく気づいてはいるけれど、誰もその話題には触れてこない感じでした。最近は美容整形に対してオープンな風潮がありますが、2014年ごろはまだまだそのような雰囲気ではなく、アイドル界では「整形してまでかわいくなるのは違う。美容整形はしないほうがいい」という空気が流れていました。ファンの人から批判的なコメントを書かれることも多かったです。
■ヒアルロン酸を打つことが精神安定剤に
── その後も美容整形を何回か行ったのですか?
兒玉さん:私が主にハマったのはヒアルロン酸注入です。丸い顔がコンプレックスだったのですがヒアルロン酸を入れることで、顔のシルエットがシュッと引き締まって見えるようになるんです。たとえば鼻にヒアルロン酸を入れると鼻のつけ根が高くなって、顔が細く見えるようになる。そのため、鼻、アゴ、涙袋など、顔のいろいろな場所にヒアルロン酸を入れていました。