BOYS II PLANET: ユメキが直面した試練と逆転への誓い – 第7話詳報

グローバルボーイズオーディション番組「BOYS II PLANET」の第7話が8月28日に放送され、熱気を帯びる「ランク争奪ポジションバトル」の続きが描かれました。KとCのプラネットから始まったこの番組は、練習生たちが合流し、「第1回生存者発表式」を経て、次のステージへと進む48名が選出されました。今回のバトルでは、オールスターランクと2スターランクの練習生たちがユニットを組み、各ポジションでの創作ステージを披露します。特に注目すべきは、このバトルを終えると2スターランクの練習生全員が脱落するという過酷なルールです。そんな中、人気ダンサーであり振付師の日本人練習生ユメキは、リーダーとしてチームを率いる重責を担い、数々の試練に直面しました。彼のリーダーシップとプロフェッショナルな姿勢が問われた激動の第7話の詳細を追います。

「BOYS II PLANET」の舞台裏:激化するランク争奪バトル

激戦の「ランク争奪ポジションバトル」とは

「BOYS II PLANET」は、デビューを目指す練習生たちが競い合うグローバルオーディション番組です。初期段階ではKプラネットとCプラネットに分かれていましたが、第3話で練習生全員が合流し、競争はさらに激化しました。第5話で行われた「第1回生存者発表式」では、厳しい評価基準をクリアした48名のみが次のステージへ進むことを許されました。

第7話で放送された「ランク争奪ポジションバトル」は、生存した48名の練習生がボーカル、ダンス、ラップの各ポジションに分かれ、オールスターランクと2スターランクが混合したチームを組んで創作ステージを披露する重要なミッションです。このバトルの結果は、練習生たちの運命を大きく左右します。特に、2スターランクの練習生は全員脱落という通告がされており、彼らにとってはまさに背水の陣となるステージでした。

ユメキ、Eve「Tambourine」チームのリーダーとして

人気振付師としてその実力を認められているユメキは、Eveの楽曲「Tambourine」のチームに参加しました。彼がリーダーを務めるこのチームには、他の練習生たちからも大きな期待と注目が集まります。ユメキは、単にダンスの振り付けを担当するだけでなく、ステージ全体の構成を考案し、チームメンバー一人ひとりの才能を最大限に引き出す責任を負いました。彼のリーダーシップとクリエイティブな手腕が試される重要な局面です。

BOYS II PLANETで活躍する人気ダンサー兼振付師の日本人練習生ユメキBOYS II PLANETで活躍する人気ダンサー兼振付師の日本人練習生ユメキ

プレッシャーと試練:マスターからの評価とメンバーの不満

シャオティンの厳しいアドバイス

練習が本格化する中、『BOYS II PLANET C』のダンスマスターであるシャオティンがサプライズで登場し、ユメキ率いるEve「Tambourine」チームのダンスパフォーマンスをチェックすることになりました。鋭い眼差しで練習を見守っていたシャオティンは、キリングパートを務めるチェン・カイウェンに対し、率直なアドバイスを送ります。「正直に言いますね。キリングパートであればもっと目立つべきだと思います。今の、ちょっと弱いです」。この指摘は、チーム全体、特にキリングパートの重要性を改めて認識させるものでした。

その後のマスター陣による中間評価でも、「チェン・カイウェンは、キリングパートは無いの?」という厳しい意見が出され、ユメキは振り付けやダンスのポジション、さらにはメンバーの役割分担までを見直すことを余儀なくされます。リーダーとして、チームのパフォーマンスとメンバーの個性を両立させる難題に直面しました。

リーダーとしての葛藤とシュエ・スーレンの不安

プレッシャーが高まる中、「第1回生存者発表式」で48位中46位とギリギリで生き残ったシュエ・スーレンは、焦りから不満を爆発させます。「みんなの後ろでダンスをするだけ。僕はバックダンサーみたいだよ」「あなたたちは人気もあるし。僕はないでしょう」と、自身の置かれた状況への不安を吐露しました。

これに対し、ユメキは驚きながらも、リーダーとしての自身の役割を深く反省します。「僕がリーダーとして、リーダーを務めるのは初めてですし、メンバーの世話ですとか気持ちをよく汲むことができなかったと思います」と述べ、その日の夜は徹夜でステージ構成を考え直し、メンバー全員が輝ける方法を模索しました。彼の真摯な姿勢が、チームの結束を試す場面となりました。

本番ステージと衝撃の結果:オールスターから2スターへ

輝かしい「Tambourine」のパフォーマンス

そしてついに迎えた本番の「Tambourine」ステージ。ユメキが夜通し考え直した構成により、メンバーそれぞれが持ち味を発揮し、一体感のあるパフォーマンスを披露しました。その完成度の高さに、会場の観客からは惜しみない拍手と大きな声援が上がりました。苦難を乗り越え、チームとして最高のステージを作り上げた彼らの努力は、確かに観客の心を掴んだように見えました。

ユメキ、まさかの最低点と降格

しかし、現場評価の結果は衝撃的なものでした。ユメキはチーム内で最低点となる720点を獲得。この結果により、彼のランクはオールスターから2スターへと降格してしまいました。予想外の展開に、練習生たちは驚きと困惑の表情を隠せませんでした。

この結果は視聴者にも大きな衝撃を与え、「何が起きてるの?」「ユメキ報われて…」「絶対デビューしよう」といったコメントがSNSに殺到し、X(旧Twitter)の日本トレンドには「ユメキの点数」というワードがランクインするなど、大きな反響を呼びました。多くの人々がユメキの才能と努力が正当に評価されていないと感じ、彼の未来を案じる声が上がりました。

逆境を乗り越える誓い:ユメキのプロフェッショナルな姿勢

インタビューでユメキは、降格という結果について率直な思いを語りました。「当然悔しいです。僕はチームの中で最も低い点数がつけられました」。しかし、彼はそこで立ち止まることなく、前向きな姿勢を見せます。「その時メンバーの皆が泣いていました。その姿を見て、良いメンバーに巡り会えたなと思いました。次のミッションも一緒に進みたいと思います」と、仲間への感謝と未来への強い決意を表明しました。このプロフェッショナルで粘り強い姿勢は、多くのファンに感動を与え、彼のさらなる成長への期待を高めました。

「BOYS II PLANET」第7話は、ABEMAにて字幕付きおよび通訳付きで無料見逃し配信中です。ユメキと彼のチームが直面した困難、そして彼らの絆と成長の物語をぜひご自身の目でお確かめください。


参考文献: