国民民主党の玉木雄一郎代表(56)が2日、国会内での定例会見で、ガソリン税の暫定税率廃止による財源確保のため、政府与党などが新税を検討していることに触れ「もうね、税金取りすぎですよ」とけん制した。
玉木氏は「ガソリン暫定税率廃止するために、新たな増税をまた議論してるって言ったら、国民からしたらたまったものじゃなくて。減税してこの物価高騰に対する負担下げてくれると思って1票入れたら、返ってきたのはセットの増税っていう。バカにするなって話ですよ」と語気を強めた。
「構造的な変化として、EV車からガソリン税取れないから、新しい時代に応じた公平な税負担をどうするのか。そのための自動車関係諸税の見直しは賛成ですよ」とした玉木氏だが「物価高騰対策でやるんだったら、下げないと意味ないじゃないですか」と疑問を投げかけた。
玉木氏は「下げることと合わせて、負担をまた国民に求めたら、物価高騰対策としては意味がないのに…何でそれがわからないのか」と憤る。「与党だけじゃなくて、一部の野党もそういうことを言ってますけどね。ちょっと頭冷やして考えた方がいいですね、これは」と批判した。
(よろず~ニュース編集部)
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