二階堂ふみ、結婚発表後も「VIVANT」続編で多忙!女優魂と仕事への「こだわり」

今年8月、お笑いコンビ「メイプル超合金」のカズレーザー(41)との電撃結婚を発表し、世間を驚かせた女優・二階堂ふみ(30)。芸能記者も全くノーマークだったというこの慶事に続き、彼女は新婚生活を楽しむ間もなく、大ヒットドラマ「VIVANT」の続編制作に全力を注いでいることが明らかになりました。その仕事への揺るぎない情熱と、独自の「こだわり」が今、改めて注目を集めています。

女優・二階堂ふみ、電撃結婚発表後も「VIVANT」続編で活躍女優・二階堂ふみ、電撃結婚発表後も「VIVANT」続編で活躍

演技派女優・二階堂ふみを支える「仕事への強いポリシー」

カズレーザーとの連名で発表された結婚文書には、「二人共に個性やこだわりが強いもので……」と記されていました。全身真っ赤な衣装で知られるカズレーザーも個性的ですが、こと仕事に対する「こだわり」という点では、二階堂ふみの方が有名です。芸能記者は彼女の演技に対する強いポリシーを次のように語ります。

「映画『ヒミズ』でベネチア国際映画祭の最優秀新人賞を獲得するなど、二階堂さんは演技派として確固たる地位を築いています。出演作品を選ぶ際には明確な基準があり、映画を最優先する傾向がありますね。」

ドラマ出演についても、彼女には独自の考え方があります。結末が分かっている作品であれば出演するという方針で、例えばヒロインを務めたNHK連続テレビ小説「エール」も、作曲家・古関裕而が主人公のモデルであるため、物語の全体像がある程度伝わっていたことが決め手の一つになったと報じられています。さらに、CM撮影の際には監督と二人で直接話し合い、演出プランなどを相談することもあったといい、彼女の作品に対する真摯な姿勢がうかがえます。

大ヒットドラマ「VIVANT」続編への情熱と独自の役作り

結婚後も二階堂ふみの仕事への並々ならぬ熱意は揺るぎません。2023年に堺雅人、阿部寛、役所広司といった豪華俳優陣が出演し、社会現象を巻き起こしたテレビドラマ「VIVANT」の続編制作が今年6月に発表され、二階堂も現在、役作りに励んでいます。

TBSが1話につき1億円ともいわれる破格の制作費を投じ、モンゴルでの長期ロケを敢行した「VIVANT」は、国産ドラマ離れしたスケールで大ヒットを記録しました。局関係者によると、来年7月放送が予定されている続編に向けて、二階堂はすでに福澤克雄監督が書き上げた台本の読み込みに集中しているとのことです。

今回も長期の海外ロケが予定されており、その中で二階堂の「こだわり」が再び発揮されるだろうと、先の局関係者は見ています。

「二階堂さんはぺスカタリアン(魚を食べる菜食主義者)であることを公言しており、前作のモンゴルロケでも特別に用意されたベジタリアン向けの食事を摂っていました。動物愛護への関心が非常に高く、撮影のためにラクダに乗ることを拒否し、代案の乗馬でさえも渋っていたと報じられるほどです。」

制約が多いように見える二階堂ですが、続編ではさらに重要な役割を担う可能性もあると芸能記者は指摘します。

柚木薫の謎と続編での重要性:ファンが期待する展開

二階堂ふみが演じる医師・柚木薫は、主人公にとって欠かせない存在であり、物語のヒロイン的なキャラクターです。しかし、前作ではその背景があまり深く掘り下げられず、意味ありげなシーンが多かったことから、柚木にはまだ明かされていない過去があるのではないかと考えるファンは少なくありません。

SNS上では早くも、続編で柚木の謎が回収されるのではないかという考察が活発に交わされており、その役割への期待は高まるばかりです。二階堂ふみの電撃婚以上の、衝撃的な展開が「VIVANT」続編で待っているかもしれません。彼女の「こだわり」がどのように物語に深みをもたらすのか、注目が集まります。

参考資料

  • 「週刊新潮」2025年9月4日号 掲載
  • 新潮社