平成27年5月にタクシーの車内で知人女性にわいせつな行為をしたとして、警視庁葛西署が強制わいせつ容疑で、立憲民主党の初鹿明博衆院議員(50)を書類送検していたことが16日、捜査関係者への取材で分かった。書類送検は10日付。調べに対し、容疑を否認しているという。
捜査関係者によると、27年5月、東京都内を走行中のタクシーの車内で、同乗していた知人女性にキスを迫り、わいせつな行為をした疑いが持たれている。女性は今年に入り、同署に刑事告訴していた。
29年に週刊誌でこの疑惑を報じられ、記者団の取材に対し「強制わいせつに当たるような行為をした記憶はない」と説明。立憲民主党は報道を受け6カ月の役職停止処分としていた。