宮崎県警は5日、男性の死体調査の際に見つかった現金11万6000円、財布、携帯電話、運転免許証、鍵を都城署で保管中に紛失したと発表した。
発表によると、男性は8月14日、都城市内の自宅で見つかり、死亡が確認された。一人暮らしだった。現金などは男性宅で見つかり、同署で貴重品として保管。同25日午後5時頃、同署の刑事1課執務室で課長が貴重品の現物確認をした際に紛失がわかった。
県警は署員や外部による盗難の可能性も含め、聞き取りの対象者を増やすなどし、調査を続ける。男性の遺族には謝罪したという。
県警刑事企画課の柳田憲一課長は「ご遺族に大変なご迷惑をおかけし、誠に申し訳ない。紛失した現金などの発見に努めるとともに、貴重品の管理を徹底するよう指導する」とコメントした。