オーストラリア・シドニーの沖合で6日、サーファーの男性がサメに襲われ死亡する事故が起き、豪州当局は7日、周辺海域を監視するためドローン(無人機)とヘリコプターを配備したと述べた。ロイター通信などが報じた。
ロイターによると、シドニーでは2022年、サメ襲撃による死亡事故が1963年以来約60年ぶりに発生。今回は約3年半ぶりとなった。豪州当局は「体長約3・4~3・6メートルのホオジロザメ」が男性を襲撃した可能性が高いとみて調べている。
米CNNテレビによると、死亡したのはマーキュリー・プシラキスさん(57)。シドニー北部のロングリーフ海岸から約100メートル沖合でサーフィンをしていたところサメに襲われた。地元警察によると、襲撃後、男性は手足の一部を失った状態で海岸に引き揚げられ、その場で死亡が確認された。(岡田美月)