前山剛久、SNS投稿で再び炎上 神田沙也加さん急逝巡る批判再燃

2021年12月に急逝した歌手で女優の神田沙也加さん(享年35)と生前交際していた俳優の前山剛久氏(34)が、去る9月2日までに自身のインスタグラムを更新し、再び世間の注目を集めています。約250日ぶりのSNS投稿に対し、インターネット上では批判の声が殺到しており、彼の復帰を巡る議論が再燃しています。

前山氏は、自身のインスタグラムで「2025年、初投稿です。」というコメントと共に、黒いTシャツにジーンズというカジュアルな装いでカメラを見つめる近影を公開しました。この投稿は、有料ファンクラブの開設を報告して以来、約250日ぶりとなるものでした。

前山剛久氏が250日ぶりにインスタグラムに投稿した際の近影。黒いTシャツにジーンズ姿でカメラを見つめている。前山剛久氏が250日ぶりにインスタグラムに投稿した際の近影。黒いTシャツにジーンズ姿でカメラを見つめている。

250日ぶりのSNS更新と怒りの声

長らく沈黙を保っていた前山氏の突然のインスタグラム投稿は、一部のファンを喜ばせる一方で、神田沙也加さんファンを中心に強い反発を招きました。ワイドショー関係者によると、「24年12月29日に有料ファンクラブを立ち上げると報告して以降、250日にわたってSNSの更新がありませんでしたが、ここにきて新たな投稿をしたんです。ただ、以前と同じように批判が殺到。沙也加さんファンの怒りの火に油を注ぐことになってしまいました」と語られています。

X(旧Twitter)には、前山氏の投稿に対して以下のような厳しい意見が多数寄せられました。

  • 「イメージ回復は無理よ この人のイメージ固まっちゃったよ」
  • 「まだまだ厳しいのではなく,二度と芸能界で飯は食っていけないというのを自覚してほしいわ」
  • 「有料ファンクラブ内だけにして。見たくない人が多い事を自覚して」
  • 「もう出てこなきゃいいのに」
  • 「本当にもう名前も見たくないから2度と表に出てこないで。さやかちゃんを返して」
  • 「前山剛久はもう表舞台もSNSもやるべきでは無いと思う。ってかよく出てこれるな。鋼のメンタルが過ぎない?みんな許してねーぞ」
    これらのコメントからは、彼の芸能活動復帰に対する根強い不信感と怒りがうかがえます。

神田沙也加さん急逝と前山氏の活動休止

前山氏は、これまで『刀剣乱舞』シリーズをはじめとする2.5次元舞台を中心に活躍していましたが、2021年12月、当時交際していた神田沙也加さんがミュージカル『マイ・フェア・レディ』公演期間中に急逝するという悲劇に見舞われました。この出来事を受け、複数のメディアで前山氏による神田さんへの罵倒や二股疑惑が報じられ、彼への批判が殺到。その結果、前山氏は2022年1月に体調不良を理由に芸能活動を休止し、同年6月には所属事務所を退所するに至りました。

復帰への試みとその挫折

活動休止後も世間の目は厳しく、前山氏の芸能界復帰への道のりは平坦ではありませんでした。彼は2024年8月に配信された『週刊女性PRIME』のインタビューで芸能活動再開を宣言し、同年11月には東京・シアターサンモールで上演予定だった舞台『ある日の通り雨と共に』への出演が発表されました。しかし、同年9月20日にはこの舞台の上演中止が決定。舞台の主催者はXで、「関係各所と協議の上、安全性の確保が困難になったと判断しまして上演を見送らせていただくこととなりました」と説明し、再び彼の復帰が暗礁に乗り上げた形となりました。

さらに、前山氏は2024年10月にYouTubeチャンネルとTikTokアカウントを開設し、騒動について謝罪する動画を公開しましたが、これもまた「炎上」を招きました。謝罪動画にもかかわらず表情が笑っているように見えたこと、神田さんとの間にあった出来事を「過去の一件」と表現したこと、「楽になってしまったほうがよいのかなと考えた」といった軽率ともとれる発言が指摘され、コメント欄には「挑発行動にしか見えません」「これも演技だと思ってしまう」といった批判が殺到し、さらなる反発を呼びました。

結論

前山剛久氏の今回のSNS投稿は、彼の芸能活動復帰を巡る厳しい現状を改めて浮き彫りにしました。過去の出来事に対する世間の根強い不信感は依然として強く、彼が今後どのようにして信頼を取り戻し、活動を続けていくのかは不透明な状況です。世論の動向が、彼のキャリアに大きな影響を与え続けることは確実でしょう。