新浪剛史氏、ハワイでの女性問題発覚か:経済同友会代表幹事の知られざる側面

財界の重鎮であり、経済同友会の代表幹事を務める新浪剛史氏(66)が、麻薬取締法違反の疑いで警察の捜査対象となっていたことが明らかになりました。この衝撃的なニュースに続き、週刊新潮の取材によって、新浪氏が過去にハワイで女性に関するトラブルを起こしていた事実が浮上。日本の経済界に大きな波紋を広げています。

麻薬取締法違反疑惑と経済同友会トップの自粛

新浪氏を巡る薬物疑惑が公になったのは、今月2日に大手飲料メーカーのサントリーホールディングス(HD)が、新浪氏の会長辞任を発表した際です。同社は、新浪氏が8月22日に麻薬取締法違反の疑いで自宅を強制捜査されていたことを辞任理由として明かしました。経済同友会は、経団連、日本商工会議所と並ぶ「経済三団体」の一つであり、その代表幹事である新浪氏の不祥事は社会に大きな衝撃を与えました。新浪氏は今月3日に同会が開いた会見冒頭で「申し訳ございません」と謝罪し、トップとしての活動自粛を発表しています。
薬物疑惑とハワイでの女性問題が浮上した経済同友会代表幹事の新浪剛史氏薬物疑惑とハワイでの女性問題が浮上した経済同友会代表幹事の新浪剛史氏

ローソン社長時代の疑惑再燃:高級コンドミニアムと「乱痴気騒ぎ」

2年前、週刊新潮は新浪氏がローソン社長時代に起こしたとされるパワハラや女性トラブル、さらには会社が購入したコンドミニアムの私物化疑惑について報じていました。今回、改めて取材が進められる中で、まさにそのコンドミニアムにおいて、再び女性にまつわるトラブルが発生していたことが判明したのです。

当時、新浪氏が開いた宴に参加したというAさんは、「あの日はひどい夜でしたね。新浪さんは偉い人なのかもしれないけど、女性たちへのリスペクトが全く感じられない人でした」と証言しています。2013年11月、Aさんは新浪氏と親交のある人物から、オアフ島の高級コンドミニアム「ザ・ウォーターマーク」へと誘われました。このコンドミニアムは、かつて週刊新潮が報じた通り、新浪氏が社長を務めていたローソンがハワイに購入した複数の不動産物件の一つでありながら、その存在は新浪氏と一部の側近しか知らなかったとされます。社員の保養所でもない高級物件をローソンが購入した真の目的は、Aさんの以下の証言から明らかになるでしょう。

Aさんの話は続きます。「ペントハウスの大部屋で、新浪さんを中心にローソンの部下など男女約10人が集まりました。新浪さんが“盛り上げろよ”と指示すると、部下の一人がフライパンで下半身だけを隠して踊っていたのです。同席した女性たちが“ひゃ〜”と声を上げると、一緒になって笑い喜んでいた新浪さんが“じゃあ、僕も”という感じでポロシャツを脱ぎ出し、気付くとズボンまで脱ぎ、パンツ一丁になっていました」と、その夜の様子を語りました。

この宴席で、新浪氏は終始、当時30代前半の金髪美女に夢中だったといいます。「膝の上に金髪の女性を乗せた新浪さんは、彼女の胸に顔を寄せながら“キレイだね”“今度、日本でご飯に行こう”などと口説いていました。日本語が分かる相手であるにも関わらず、新浪氏はハーバード出身で語学に堪能であることを自慢したいのか、“君との将来を考えたい”と、やたらと英語で“フューチャー”を連発していました」(同)


今回の新浪剛史氏を巡る麻薬取締法違反疑惑とハワイでの女性問題の発覚は、彼の公的な立場と私的な行動との乖離を浮き彫りにしました。経済同友会代表幹事という重責を担う人物が、過去にこのような「乱痴気騒ぎ」に関与していたことは、財界全体への信頼にも影響を与えかねません。今後の捜査の進展とともに、この問題がどのような結末を迎えるのか、社会の注目が集まっています。

参考文献