重文落書き疑いで書類送検 群馬県警、東京の30代女性


 群馬県警安中署は18日までに、国の重要文化財に指定されているれんが造りのトンネル「旧碓氷峠鉄道施設第17隧道」に落書きしたとして、文化財保護法違反の疑いで、東京都在住の30代の無職女性を前橋地検高崎支部に書類送検した。同容疑で逮捕された男と同じ車で現場へ行っていた。

 捜査関係者によると、書類送検容疑は昨年5月14日午後、群馬県安中市の旧碓氷峠鉄道施設第17隧道の東側出入り口付近の壁面に、スプレー式の塗料で落書きしたとしている。

 安中署は10日、職業、住所いずれも不詳の男(42を逮捕。2人は会員制交流サイト(SNS)を通じて知り合ったとみられる。



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