元TOKIO山口達也氏、チェーンソー投稿が話題に – 『鉄腕DASH』復帰への待望論再燃か

元TOKIOの山口達也氏が自身のX(旧Twitter)でチェーンソーを持つ作業姿を公開したことで、ファンの間で長寿番組『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)への復帰を望む声が殺到しています。かつて番組の現場で中心的な役割を担った彼の投稿は、現在の番組が直面する様々な困難と相まって、大きな反響を呼んでいます。

森の中の「職人」姿、ファンからの熱い声

10月17日、山口氏は「やってます!」という短いコメントと共に、竹や木々が生い茂る中でチェーンソーを構え作業する自身の写真をXに投稿しました。その姿は、『ザ!鉄腕!DASH!!』で長年見せてきた「職人」そのものであり、多くのファンに強い印象を与えました。この投稿に対し、X上では以下のようなコメントが相次いで寄せられています。

「帰ってこーい!鉄腕DASH助けてくれ」
「『やり直せる人間』を体現してほしいとも思う」
「実はDASHでカメラに映らない場所にいるんでしょ?」

これらの声は、単なる懐古に留まらない、彼の復帰への強い期待と願いを示しています。

『鉄腕DASH』が直面する試練と山口氏の功績

1995年にスタートした『ザ!鉄腕!DASH!!』は、TOKIOメンバーが農業、漁業、環境再生といった多様なプロジェクトに「体当たり」で挑む姿が人気を博し、国民的な長寿番組としての地位を確立しました。しかし、2018年に山口氏がグループを脱退し、2021年には長瀬智也さんも脱退。TOKIOは城島茂氏、国分太一氏、松岡昌宏氏の3人体制となりました。

さらに、今年6月には国分氏が無期限活動休止となり、グループとしての活動継続の在り方が問われる状況に直面。10月には、番組を支える後輩の一人であったAぇ! groupの草間リチャード敬太氏の活動休止が発表されるなど、番組は近年稀に見る危機に陥っています。

このような状況下で、山口氏の存在が改めてクローズアップされています。彼は『DASH!!』において、現場作業の中心人物であり、重機や工具の扱いに長けた「現場のリーダー」として活躍しました。彼の参加は作業効率を飛躍的に向上させ、「山口がいれば『DASH!!』は安心」という視聴者の信頼を築いていました。

森の中でチェーンソーを構え、竹や木々を伐採する元TOKIOの山口達也氏。彼の熟練した職人技が、かつての『ザ!鉄腕!DASH!!』での活躍を彷彿とさせる。森の中でチェーンソーを構え、竹や木々を伐採する元TOKIOの山口達也氏。彼の熟練した職人技が、かつての『ザ!鉄腕!DASH!!』での活躍を彷彿とさせる。

「再出発」を願うファンの声と山口氏の現在

現在の山口氏は、アルコール依存症からの回復を経て、全国各地で自身の経験に基づいた講演活動を行っています。過去の行動を深く反省し、同じように困難な経験を持つ人々の支えとなるべく活動を続けていると報じられています。

ファンの「もう一度見たい」という声は、単に過去の栄光を懐かしむだけでなく、「再出発を信じたい」「困難を乗り越える彼の姿を見たい」という強い願いが込められていると芸能ジャーナリストは分析しています。彼の現在の真摯な姿勢が、ファンの期待を再燃させている要因の一つと言えるでしょう。

絶体絶命の『鉄腕DASH』と山口氏への期待

番組が存続の危機に瀕する中、かつての「現場の要」であった山口氏への期待は高まるばかりです。彼が再び『ザ!鉄腕!DASH!!』の画面に映り、その熟練したチェーンソー捌きを見せる日は来るのか。ファンは、彼の新たな一歩と番組の未来を静かに見守っています。


参考文献