大晦日の『NHK紅白歌合戦』への初出場が有力視される5人組ダンス＆ボーカルグループ・M!LK（ミルク）が、その存在感を日に日に高めている。特に、10月27日放送の『CDTVライブ!ライブ!』（TBS系）でのパフォーマンスは大きな話題を呼び、嵐の二宮和也（42）が自身のX（旧Twitter）でコメントを投稿したことで、さらに注目が集まっている。国民的アイドルグループ・嵐にも重ねられるM!LKの躍進は、芸能界の新たな潮流を示唆している。
『CDTVライブ!ライブ!』での「VIVANT」コスプレが話題に
M!LKは、『CDTVライブ!ライブ!』の「ハロウィンナイト」企画で、メンバー全員がTBSの人気ドラマをモチーフにしたコスプレを披露し、最新曲『アオノオト』（7月9日配信）を歌い上げた。この企画は、公式ハッシュタグ「＃みるハロドラマ」がXでトレンド入りするなど大いに盛り上がりを見せた。特に、メンバーの塩崎太智が嵐の二宮和也が演じた『VIVANT』（23年7月期）の重要キャラクター、ノコルの仮装をしたことが、二宮本人からのリアクションを引き出し、ファンの間で大きな反響を呼んだ。
M!LKのメンバー5人。大晦日の紅白歌合戦初出場が有力視されている。
M!LKが『CDTV』で披露したコスプレは以下の通り。
- 佐野勇斗： 自身が出演した『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』（21年7月期）で演じた救命士・徳丸元一
- 塩崎太智： 『VIVANT』（23年7月期）で嵐・二宮和也が演じたノコル
- 吉田仁人： 長寿番組『水戸黄門』シリーズの主人公・水戸黄門
- 山中柔太朗： 『3年B組金八先生』シリーズで武田鉄矢が演じた主人公・金八先生
- 曽野舜太： 『花より男子』（05年10月期）で小栗旬が演じた金髪イケメン・花沢類
二宮和也は、ノコルの仮装をした塩崎太智に言及し、「今日、CDTVライブ!ライブ!に出てたんだねってやたら言われるから拝見してみたら理由がわかりました。塩崎プロ、、、呼び出し確定演出です」とXに投稿。これに対し、塩崎もM!LKの公式アカウントを通じて「ノコル様からの呼び出し、、、！予定は常にあいてます by太智」と反応した。以前にも二宮が佐野勇斗の投稿した塩崎の動画に反応したことがあり、今回のやり取りは双方のファンを熱狂させ、「M!LKさんとのガッツリ共演見てみたいです！」といった共演への期待の声が多数寄せられている。
結成10周年を迎え、勢いを増すM!LK
M!LKは今年で結成10周年を迎え、近年その人気が爆発的に高まっている。3月4日に公開された楽曲『イイじゃん』は、SNS総再生回数24億回を突破するなど、特に若い世代を中心に絶大な支持を得ている。このような勢いから、『紅白歌合戦』への初出場も現実味を帯びてきている状況だ。また、10月29日放送の二宮和也のバラエティ番組『ニノなのに』（TBS系）にも出演し、「SNS情報だけを頼りに二宮に会えるのか！？」という企画に挑戦するなど、二宮との接点もさらに増している。
国民的グループ「嵐」と重なる道のり、「ポスト嵐」の呼び声
M!LKのメンバー間の仲の良さや、かっこいい曲からユーモラスな楽曲まで幅広いパフォーマンスは、多くのファンから嵐を連想させるという声が上がっている。「嵐好きなひと絶対M!LK好きだと思う!!」といったコメントや、「M!LKが嵐になれる素質あるというのは前々から言ってきた」といった“ポスト嵐”としての期待を寄せる声も少なくない。
嵐もメジャーデビュー後に一定の低迷期を経験したが、松本潤が出演した連続ドラマ『花より男子』をきっかけにグループ全体の知名度が飛躍的に向上し、国民的グループへと成長した歴史がある。M!LKも、人気が爆発するまでに時間がかかったという共通点があり、ドラマ出演やSNSでのバズをきっかけに、同様のブレイクを果たし、“ポスト嵐”として日本のエンターテインメント界を牽引する存在になる可能性を秘めていると期待されている。
まとめ
M!LKの快進撃は止まらない。二宮和也とのSNSを通じた交流や、『CDTVライブ!ライブ!』での印象的なパフォーマンスは、彼らの人気をさらに押し上げている。結成10周年を迎え、紅白初出場が有力視される中、国民的グループ・嵐の道をなぞるかのように成長するM!LKは、今後の日本のエンターテインメントシーンにおいて、目が離せない存在となるだろう。彼らが「ポスト嵐」としてどのような未来を築いていくのか、その動向に大きな期待が寄せられている。
参考資料
- Yahoo!ニュース: M!LK、紅白初出場有力説が急浮上！嵐・二宮和也も注目する「ポスト嵐」との呼び声 (ピンズバNEWS)
