夏帆と竹内涼真がダブル主演を務めるTBS系連続ドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(火曜午後10:00、5分拡大)が、本日12月9日にいよいよ最終回を迎えます。このたび、約4か月にわたる撮影が先日クランクアップし、キャスト陣が達成感と安堵の表情を見せました。本作は、第26回手塚治虫文化賞・新生賞を受賞した谷口菜津子氏の同名漫画が原作。料理を巡る“当たり前”の価値観を問い直し、成長していく2人の姿を描く成長&再生ロマンスコメディーとして、多くの視聴者の心を掴んできました。
TVerとTBS FREEでの第1話から第9話の総再生回数はすでに5000万回を超え、特に第7話は522万回再生を突破。TBSドラマ・バラエティーを含む全番組で最高の記録を更新するなど、大きな話題を呼んでいます。最終回に向けて、主人公の山岸鮎美(夏帆)と海老原勝男(竹内涼真)の関係の行方に注目が集まっています。
感動のクランクアップと感謝のコメント
長期間に及んだ撮影の最終日、夏帆さんと竹内涼真さんは最後のシーンを撮り終え、スタッフからのオールアップの掛け声に包まれました。
主演・夏帆と竹内涼真のメッセージ
主演の夏帆さんは、「最後までバタバタしていて、本当に終わるのかなって思っていたんですが、最後のシーンを撮りながら終わっちゃうんだな…なんて思いながら、まだ実感がわかないです。久しぶりに連続ドラマでこんなに大きな役目を務めさせていただいて、ずっとドギマギしていたんですけど、力強い皆さんと一緒にドラマを作ることができてとても幸せでした。本当にお疲れさまでした!」と涙ぐみながらも笑顔で感謝を伝えました。
笑顔でクランクアップを迎えた夏帆
一足先にオールアップしていた竹内涼真さんは、夏帆さんのオールアップにサプライズでテレビ電話で登場。「僕のハイテンションについてきてくれた皆さん、本当に感謝しています。真面目に作品づくりに向き合った中で、みんながすごく面白いって言ってくれるので、いいことがあるんだなと再確認しました。これ以上特に言うことがないんだけど…“しいて言うなら”スケジュールがちょっとキツすぎるかな(笑)。でもすごくいい最高のチームになったんじゃないかなと思います。先にオールアップしますが、最後のラストスパートまで駆け抜けてください。鮎美ラスト頑張れ! ありがとうございました!」と、勝男の名セリフを交えながら、共演者とスタッフへの感謝と労いを述べました。
笑顔でクランクアップを祝う竹内涼真
共演者たちが語る作品への思いと現場の雰囲気
柏倉椿役の中条あやみさんは、「皆さんとおしゃべりに行っているような楽しい現場でした。鮎美と勝男の一途に真っすぐ人と向き合おうという気持ちがすごく私自身ハッとさせられるようなすごくいいドラマでした。諦めない人間関係がすてきなので、最終回もぜひ見てください! 本当にありがとうございました!」と、現場の温かさと作品のメッセージ性を強調しました。
撮影現場での共演者たち
ミナト役の青木柚さんは、「地上波のドラマでこんなに長い時間をともにするのはほぼ初めてだったので最初は不安もあったんですが、温かい現場で楽しくて終わるのは寂しいです」と、初の長期撮影を振り返り感慨深げでした。
白崎ルイ役の前原瑞樹さんは「すごく幸せな現場でした。楽しすぎてめっちゃ寂しいです。皆さんのおかげで毎日すこやかに楽しく過ごすことができました」と、現場への感謝を述べました。
ドラマのオフショット
吉井渚役のサーヤさん(ラランド)は、「本当に楽しい現場でした! 元はニシダがモラハラだったおかげでこの作品が生まれたので、初めて相方に感謝したいと思います(笑)。渚をできて幸せでした!」とユーモアを交えながら笑顔を見せました。
吉井太平役の楽駆さんは「めっちゃ寂しいです。明るい現場ですごく救われました。また皆さんとご一緒できるように頑張ります!」と、共演者との別れを惜しみました。
和やかな雰囲気の撮影風景
南川あみな役の杏花さんは「約4か月、南川として生きられたことが今の自分を支えてくれているような気がします。温かいスタッフの皆さん、尊敬してやまないキャストの皆さんと出会えたことにとても感謝しています」と役への深い思いを語りました。
海老原陽子役の池津祥子さんは、「楽しい作品に参加させていただき、ありがとうございました! 今回、放送を見てくれた友人からたくさんの感想が届いていて、毎度『お宅の息子はどうなっているんだ!』という連絡です(笑)。最後まで見てくださる皆さまの反響が楽しみです!」と、視聴者の反応への期待を語りました。
キャスト陣の集合写真
海老原勝役の菅原大吉さんは、「台本をいただいてタイトルを見た時に『面白いな』と思ったのですが、出来上がっていく映像を見たら『もっと面白いな!』と思いました。そして、すごく共感する部分もあり自分自身も反省しながら成長したいと思えました」と、作品を通じて得た気づきを明かしました。
最終回に向けての期待
ドラマ撮影の様子
最終回あらすじ(12月9日放送)
詐欺に遭ってからの山岸鮎美(夏帆)は飲食店の職探しに奔走し、一方、会社を謹慎中の勝男は家事に勤しむ日々を過ごしていました。そんな勝男がついに謹慎を終え、職場に復帰することに。白崎ルイ(前原)や南川あみな(杏花)らが出迎える中、他部署の社員からの冷たい視線や、相変わらず勝男を突き放す柳沢(濱尾ノリタカ)を前に、勝男は心を痛めます。
最終回のワンシーン
一方の鮎美は、吉井太平(楽駆)のバーを間借りするところから自分の店を始めようと、前向きに動き出していました。そんな中、鮎美と海老原勝男(竹内)の関係に大きな揺らぎが訪れます。別れから始まった2人の「当たり前」じゃないロマンスの行方はどうなるのでしょうか。視聴者は、鮎美と勝男がお互いの過去の自分や決めつけていたことを本音で話し、「もう一回やり直そう、俺たち」と告白した勝男の言葉の続きに期待を寄せています。
まとめ
「じゃあ、あんたが作ってみろよ」は、現代における男女の関係性や“当たり前”とされる価値観をコミカルかつ真摯に描いてきました。夏帆さんと竹内涼真さんをはじめとするキャスト陣の熱演、そして制作スタッフの尽力により、多くの視聴者に感動と共感を与え、社会現象ともいえるほどの反響を巻き起こしました。最終回では、山岸鮎美と海老原勝男の「当たり前」ではないロマンスがどのような結末を迎えるのか、そして彼らがどのような成長を遂げるのか、ぜひその目でお確かめください。
参考文献





