山本一太群馬知事、前橋市長選は「中立」


 群馬県の山本一太知事は19日の定例会見で、保守分裂が見込まれ、激戦が予想される前橋市長選(来年2月2日告示、同9日投開票)について「中立を維持したい」と述べ、特定候補を支持する考えがないと明らかにした。

 山本知事は「(前橋の)後援会員はそれぞれ応援している人が違い、一致していない」として、支持対象を絞りにくい背景を説明。

 「誰が市長になっても県都の市長と知事は連携を深める必要がある」とも述べ、選挙戦後にしこりが残り、県政に支障が出る事態を避けたい考えをにじませた。

 市長選には、現職の山本龍(60)、自民党県議の岩上憲司(46)、元同党衆院議員、佐田玄一郎(66)の保守系3氏が出馬を予定。

 また、元市議の中島資浩氏(48)も立候補の意向を示し、共産党も候補擁立に向け準備を進めている。



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