元EXILEパフォーマー、黒木啓司氏の妻であり、実業家でタレントの宮崎麗果氏が12月24日、自身のInstagramを更新し、過去の税務申告における過少申告について謝罪しました。このニュースは、彼女の華やかなセレブ生活と相まって、世間に大きな衝撃を与えています。宮崎氏の経営する会社を巡る脱税疑惑、その詳細と彼女が表明した今後の対応、そして豪華なSNS投稿の削除について詳しく見ていきます。
東京国税局からの刑事告発と疑惑の詳細
報道によると、宮崎麗果氏は法人税など約1億5000万円を脱税したとして、東京国税局から刑事告発されたと伝えられています。彼女が経営する会社「Solarie」において、取引先にSNSの運用業務を行ったとする虚偽の領収書を作成させ、架空の業務委託費を計上していたと報じられました。さらに、脱税によって得た資金は、ブランド品の購入などに充てられていたともされ、その私的な利用が問題視されています。
宮崎氏はこの告発に対し、Instagramのストーリーズで「本件については、過少申告のご指摘を重く受け止め、深く反省しております」と表明しました。また、「専門家の助言のもと、必要な修正申告および納税に速やかに対応して参ります。以後、正しい申告を徹底して参ります」と述べ、今後適切な対応を取ることを約束しています。
実業家・セレブとしての宮崎麗果氏
宮崎麗果氏は、元参院議員の白眞勲氏を父に持ち、元々セレブタレントとして活動していました。その後、2度の離婚を経験し、シングルマザーとなったことをきっかけにコンサルタント事業を立ち上げ、実業家としての地位を確立しました。
2021年12月には、当時EXILEのメンバーとして活躍していたダンサー・俳優の黒木啓司氏と結婚。黒木氏は翌年に芸能界を引退し、宮崎氏が手掛けるコスメブランドのモデルを務めたり、自ら植物療法事業を立ち上げたりと、夫婦ともにビジネスに注力してきました。
東京国税局に刑事告発された宮崎麗果氏 (Instagramより)
豪華な私生活とSNS投稿の削除
夫婦の華やかな生活ぶりは以前からよく知られており、宮崎氏はインフルエンサーとして注目を集めていました。過去には、Instagram上でフェラーリやロールス・ロイスなどの高級外車の購入を報告したり、宮崎氏自身のエルメスバッグコレクションが公開されたりと、その豪華な暮らしぶりがうかがえる投稿が多数見られました。
しかし、今回の騒動を受けてか、現在ではこうした派手な金遣いがわかるような投稿は、夫婦ともに削除しているようです。特に、黒木氏のInstagramでは、2024年9月に投稿されていた5000万円を超えるロールス・ロイスの納車動画が削除されています。一方で、夫婦の「仲良しショット」は残されたままです。世間の反応を考慮したのか、あるいは税金面での対策の一環なのか、詳細は不明ですが、今回の件が彼らのSNS運用方針を見直すきっかけとなる可能性が高いでしょう。
宮崎麗果氏の脱税疑惑は、単なる税務上の問題に留まらず、その豪華な私生活とSNSでの発信のあり方についても、大きな議論を呼んでいます。今後、彼らのSNSからセレブ生活を誇示するような投稿は姿を消し、より控えめな発信へと変化していくのかが注目されます。




