伝説の料理番組「料理の鉄人」が、科学×料理という新たなテーマで「料理の神様」(28日後1・30、フジテレビ)として令和に復活する。”支配人”は俳優の吉田鋼太郎(60)。テレビ番組でMCを務めるのは1年ぶり、料理番組は初となる。
同局で1993年から99年まで放送された”鉄人”は、鹿賀丈史が初代主宰者に扮し、テレビ史に輝く名シーンを数多く生み出した。放送に幕を下ろして20年…鹿賀は、科学との融合が新たな料理の未来を切り開くと信じ「キッチン・オクタゴン」のオーナーとして実験場を開設していたのだ。
そこの支配人、吉田と秘書の井上清華(同局アナウンサー)が見守るなか、真剣勝負の火花が散らされる。
料理対決の審査員に招かれたのは片平なぎさ、陣内智則、足立梨花。実況は伊藤利尋(同局アナウンサー)、解説は”鉄人”と同じく服部幸應が務める。対決料理は、ハンバーグと回鍋肉(ホイコーロー)の2品。
ハンバーグ対決では「たいめいけん」の茂出木浩司、「東洋軒」の猪俣憲一、「ミート矢澤」の福島亮と名店のシェフが勢ぞろい。途中、足立が吉田に「こんなMC、見たことない(笑)」と思わずツッコミを入れる場面も…何が起こったのか。
続いて、回鍋肉対決。鹿賀は「回鍋肉をフカヒレ料理に並ぶような一品にしたい」という。広く食されている回鍋肉は、四川料理を日本で広めた料理人、陳建民が日本人向けにアレンジして作り上げたもの。そこで吉田は「建民さんが考案した回鍋肉をわれわれが超えてみたい」と話し、建民の息子で中華の鉄人、陳建一が招かれる。(産経デジタル)