2026年1月2日、晴天に恵まれた皇居・宮殿では新年一般参賀が執り行われ、多くの人々が皇室の方々に祝意を伝えました。天皇皇后両陛下をはじめ、愛子さま、上皇ご夫妻、秋篠宮ご夫妻、佳子さま、そして昨年9月に成年を迎えられ、初めて参賀にご参加された悠仁さまが長和殿のベランダにお出ましになりました。この日、集まった人々から大きな歓声が上がる中、特に注目を集めたのは上皇ご夫妻、中でも美智子さまのご様子でした。
新年一般参賀の概要と天皇陛下の御言葉
午前10時過ぎ、皇室の方々がお出ましになると、天皇陛下は「新年おめでとうございます。新しい年をこうして皆さんと一緒に祝うことを嬉しく思います」と祝意を述べられました。さらに、「昨年も地震や大雨、林野火災、大雪などによる災害が各地で発生するなど、多くの方々がご苦労の多い生活をされていることを案じています」と、被災地の人々への深い思いを寄せられました。天皇陛下のお言葉の後、天皇皇后両陛下をはじめとする皇室の方々は、集まった参賀者の祝意に笑顔でお手振りで応えられました。愛子さまや佳子さまもにこやかなご表情を見せられましたが、美智子さまは昨年同様、お手振りをされることはありませんでした。
新年一般参賀に出席された美智子さまのご様子
美智子さまの骨折からの回復状況
美智子さまは2024年10月に右大腿骨上部を骨折され、手術を受けられました。退院後は新年一般参賀へのご参加を目指し、お住まいの仙洞御所で日々リハビリに励んでこられました。当初はベッドから車いすへの移乗から始まり、歩行機能回復のため1日に合計1時間以上のリハビリに取り組まれることもあったといいます。2024年11月に三笠宮妃百合子さまへの弔問に訪れた際にはまだ杖をご使用でしたが、上皇さまのお誕生日を前にした12月中旬には、杖を使わずに歩かれるまでに回復されたそうです。現在はほぼ骨折前の状態まで回復し、脚力低下による転倒を予防する運動なども継続されているとのこと。91歳というご高齢を考えると、その驚異的な回復ペースは、いかに壮絶なリハビリに取り組んでこられたかを示しています。
ご体調と上皇陛下をお支えする強いご覚悟
しかしながら、美智子さまは現在91歳というご高齢であり、ご体調には引き続き十分な注意が必要とされています。2024年10月にお誕生日を迎えられた際、以前よりも疲れやすくなり、体力も低下しているように見受けられることが側近から明かされました。また、現在も午後に発熱する症状が続き、心不全の診断指標であるBNP値も正常値を超えた状態で推移しているといいます。新年一般参賀でお手振りをされなかったのは、「立っているだけで精一杯」というご状態であった可能性も指摘されています。骨折前の状態まで回復されているとはいえ、本来であれば杖を持たれていてもおかしくない状況です。それでも気丈に参賀にご参加され続けているのは、「上皇陛下をお支えする」という美智子さまの強いご覚悟の表れでしょう。懸命なリハビリも、「一日でも早く上皇陛下をお支えしたい」というお気持ちがあったからだといいます。
たとえ満身創痍であったとしても、元気な姿で上皇さまと国民の前に立ちたい――。美智子さまのその強い願いと、上皇陛下への献身的な思いが、今回の新年一般参賀でのご様子から強く感じられました。





