千葉県の森田健作知事は20日、県議会12月定例会閉会後、県庁内で記者団の取材に応じ、「台風15号への対応で県民に不安を与えた。しっかり謝らないといけない。深く反省し、私の給与もカットする」と述べた。
森田知事は、9~11月分の給与(月額139万円)と12月の期末手当(414万3812円)の10分の1削減を決めたが、必要な条例案を12月定例会に出さず、専決処分で行うとしたことについても説明。「自分を律するために私が決めた。12月定例会への条例提出が難しいということだったが、早く私の気持ちを形にして示したかった」と語った。
また、台風上陸後の一連の対応について「県庁と連絡が取れればいいと思っていたが、今回のことを重く受け止める。こうしたことがないようにします。すいません」と重ねて陳謝した。