安倍晋三首相とイランのロウハニ大統領の会談要旨は次の通り。
【イラン核合意】
首相 中東地域の緊張の高まりを強く懸念している。日本として緊張緩和と安定化にできる限りの役割を果たしていく。
ロウハニ師 米国の一方的で非合理的な離脱を強く非難する。日本をはじめ各国が核合意維持に向け努力することを願う。
首相 イランが核合意を完全に履行し、地域の平和と安定に建設的な役割を果たすことを強く期待する。国際原子力機関(IAEA)との協力が重要だ。
【自衛隊中東派遣】
首相 情報収集の強化が目的だ。日本は独自のイニシアチブにより、航行の安全確保に貢献する。
ロウハニ師 日本の意図を理解しており、透明性をもってイランに説明していることを評価する。