日本・イラン首脳会談の要旨

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首脳会談に臨むイランのロウハニ大統領(左)と安倍晋三首相=20日午後、首相官邸(春名中撮影)

首脳会談に臨むイランのロウハニ大統領(左)と安倍晋三首相=20日午後、首相官邸(春名中撮影)

 安倍晋三首相とイランのロウハニ大統領の会談要旨は次の通り。

 【イラン核合意】

 首相 中東地域の緊張の高まりを強く懸念している。日本として緊張緩和と安定化にできる限りの役割を果たしていく。

 ロウハニ師 米国の一方的で非合理的な離脱を強く非難する。日本をはじめ各国が核合意維持に向け努力することを願う。

 首相 イランが核合意を完全に履行し、地域の平和と安定に建設的な役割を果たすことを強く期待する。国際原子力機関(IAEA)との協力が重要だ。

 【自衛隊中東派遣】

 首相 情報収集の強化が目的だ。日本は独自のイニシアチブにより、航行の安全確保に貢献する。

 ロウハニ師 日本の意図を理解しており、透明性をもってイランに説明していることを評価する。

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