国民民主党の玉木雄一郎代表は22日、立憲民主党との合流協議に関し、年内の合意は困難との認識を示した。両党幹事長間の協議状況を踏まえ、27日の仕事納めまで平日が5日しかないとして「一定の時間はかかる。報告を受けている限り、とても5日間で全部まとまる感じではない」と明言した。長崎市内で記者団の質問に答えた。
立民の枝野幸男代表は21日に「1、2週間で当面の結論は出ると思う」と述べたが、玉木氏は「期限を区切らず丁寧な議論をする約束だった。皆が納得できる結論に至ることが大事なので、しっかりと議論を積み重ねてほしい」と強調した。
記者団から幹事長協議の途中で党首会談を開き、大筋合意する可能性を問われ「幹事長レベルでさまざまなことをクリアせず、党首間でいきなり合意することはできない」と否定した。