東京地検は24日、東京・豊洲のタワーマンションで、同居していた女性の3歳の長男を暴行して死亡させたとして、傷害致死の罪で会社員、渡辺雄二容疑者(34)=東京都昭島市=を起訴した。地検は認否を明らかにしていない。
起訴状によると、9月27日午後5時ごろから翌28日午後1時20分ごろまでの間、当時の自宅だったマンションで、山田隆太郎ちゃんの腹を何らかの方法で強打し、内臓損傷などのけがを負わせ、29日に失血死させたとしている。
被告が28日午後1時25分ごろ、「(隆太郎ちゃんが)風呂で浮いている」と119番通報していた。
捜査関係者によると、渡辺被告は今年春ごろから、自身の幼い長男と女性、隆太郎ちゃんの4人で暮らしていた。事件当時、女性は海外出張中で、部屋には3人でいた。渡辺被告は育児休業中だった。