石炭運搬にLNG船を採用 九電、2隻が5年に就航

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 九州電力と日本郵船、商船三井は25日、九電の火力発電所で使う石炭を海外から運ぶため、環境負荷を低減できる液化天然ガス(LNG)を燃料に使った大型石炭専用船2隻を令和5年4~6月に就航させると発表した。2年以降に強化される船舶の環境規制に対応するためにLNGを使い、石炭専用船での採用は世界初という。

 燃料をLNGにすることで二酸化炭素(CO2)の排出量を同規模の従来の運搬船と比べて3割削減できるという。CO2を多く排出する石炭火力発電は国連気候変動枠組み条約第25回締結国会議(COP25)で批判の的となったが、運搬方法で環境負荷低減を目指す。

 2隻はそれぞれ全長約235メートル、全幅約38メートルで、最大約9万トンの石炭を運べる。オーストラリアなどから熊本、長崎両県の火力発電所に石炭を年に8回程度輸送する。

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