村岡兼造元官房長官が死去、88歳

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村岡兼造氏

村岡兼造氏
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 官房長官などを務めた元自民党衆院議員の村岡兼造(むらおか・かねぞう)氏が25日午後4時57分、がんのため東京都内の自宅で死去した。88歳。

 昭和6年、秋田県生まれ。慶応大卒。県議を経て47年の衆院選で初当選し、9期務めた。平成元年に郵政相として初入閣。運輸相、自民党国対委員長などを歴任した。9年の第2次橋本龍太郎改造内閣で官房長官に就任し、その後、党総務会長も務めた。

 15年の衆院選で落選。16年に日本歯科医師連盟から自民党旧橋本派の政治団体への献金をめぐる政治資金規正法違反事件で在宅起訴された。無実を訴えたが、20年に有罪が確定した。村岡敏英元衆院議員は二男。

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