オンキヨー98人希望退職 特損4600万円を計上


 経営再建中の音響機器メーカー、オンキヨーは25日、コスト削減のため実施した約100人の希望退職者の募集に対し、98人が応募したと発表した。これに伴い特別退職金の支給や再就職支援の費用として、特別損失4600万円を令和元年4~12月期連結決算に計上する。2年3月期連結決算は織り込み済みとして業績予想は維持した。

 募集は12日から20日まで、主力の家庭向けAV(音響・映像)事業に関わる40歳以上60歳未満の従業員を対象に実施した。退職日は2年3月31日付。

 オンキヨーは10月、家庭向けAV事業の米同業への売却が中止となり、再建計画の見直しを進めていた。



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