大手冬の賞与、95万1000円 2年連続過去最高、経団連





丸の内のビル群=東京都千代田区(本社チャーターヘリから、宮崎瑞穂撮影)

 経団連は25日、大手企業の冬の賞与・一時金(ボーナス)の最終集計を発表した。平均妥結額は昨冬に比べて1・77%(1万6553円)増の95万1411円となり、2年連続で過去最高を更新した。調査は1959年に始めている。

 足元では業績の先行きに不透明感が増しているものの、今年春の労使交渉で年間のボーナスを一括回答している企業が集計の約7割を占めるなど、前年度の好調な企業業績を反映した格好だ。

 製造業の平均妥結額は2・17%増の93万4825円、非製造業は0・62%増の99万7534円で、いずれも過去最高だった。

 妥結額は19業種のうち自動車や造船など9業種で前年を上回る一方で、鉄鋼や機械金属など9業種が下回った。1業種は横ばいだった。



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