朝鮮有事勃発と在韓米軍撤収は1月8日以降か! 2020年の韓国有事シナリオを考えてみる

朝鮮有事勃発と在韓米軍撤収は1月8日以降か! 2020年の韓国有事シナリオを考えてみる

さて、お待ちかねの朝鮮有事ネタだ。まずこの記事をたたき台にしよう。

米国、1月8日の金正恩誕生日まで北の挑発を監視
12/27(金) 16:25配信 中央日報日本語版

北朝鮮が予告した「クリスマスプレゼント」が送られずにクリスマスが過ぎたが、米国の軍と情報当局者は依然として警戒態勢を維持していると、米CNNが26日(現地時間)報じた。米国は新年の北朝鮮の潜在的ミサイル発射の可能性に対応し、北朝鮮を精密監視していると、FOXニュースは伝えた。

トランプ政権は北朝鮮が武力挑発をする可能性がある期限を金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の誕生日(1月8日)の来年1月初めまでとみている。また、米当局者は金委員長がクリスマス前後になぜミサイル試験発射など武器実験を実施しなかったかについても疑問を抱いていると、CNNは伝えた。

北朝鮮は今月初め「クリスマスプレゼントに何を選択するかは米国の決定にかかっている」と述べ、米国を脅迫した。「プレゼント」について具体的な言及はなかったが、米軍当局はこれを武器実験と解釈した。

米太平洋空軍のチャールズ・ブラウン司令官は17日、北朝鮮のクリスマスプレゼントは何かという質問に対し「私の予想では長距離弾道ミサイルの一種になると思う」と答えた。ブラウン司令官は「2017年に用意した多くのものがあり、すぐに利用する準備ができる」とし、対北朝鮮警告メッセージを送った。
・・・

朝鮮有事勃発と在韓米軍撤収は1月8日以降か! 2020年の韓国有事シナリオを考えてみる

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191227-00000029-cnippou-kr

アメリカは、1月8日まで北朝鮮のミサイルを、警戒するんですか?

1月8日は金正恩の誕生日だからな。つまりクリスマスプレゼントというよりは金正恩の誕生日プレゼントじゃないかというのがこの記事の主旨だ。ところが俺はそれも違うと思っている。

むしろ金正恩の誕生日以降が危険
どうしてですか?

こうして表沙汰になったからだ。トランプ政権がこの日に必ず何かをやるとか、この日に何かが起こると宣言した時ほど大したことがないのはワトソン君も知ってるよな?危機とは常に突然やってくるものなんだよ。

確かに・・・。じゃあ、1月8日までは何も起こりそうにないですね。

だから俺は逆に1月8日以降こそが危険だと思っていて、特に1月8日を過ぎて米国が油断した直後の週が危ないと思っている。カレンダーでいうと1月の第3週、1月13日から17日までの間だ。

黒井さんがそう言えば、北朝鮮の行動を阻止する事になりませんか?

そのことについては今は考えない。可能性の問題を提起しているだけだ。最初からこの週を狙って軍事的な準備をしているがゆえに、わざと”クリスマスプレゼント”という単語を使って米国側を誤認させるような言い方をしたんじゃないかと俺は推測した。

「クリスマスプレゼント」というのは、アメリカ側が提示した前フリではなくて、って事ですか?

この単語を最初に出したのは北朝鮮だが、米国による前フリ説だとすると北朝鮮としては“クリスマスプレゼント”に大した意味を持たせてなかったことになる。あくまでも季語として使ったつもりが過剰に拾われてしまい面食らっている可能性がある。

ところがもし北朝鮮がこの単語を意図的に使ったとすると、米国側を何らかの方法で誤認させようとしている可能性が生じるわけだ。クリスマスにミサイルか?それとも金正恩の誕生日か?というようにね。

NHKの誤報が、トランプ大統領のゴルフ中に知らされたのは、どうしてですか?すぐに訂正したんですよね?

言わずもがな。日本語の報道記事をしらみつぶしに観察していたからに他ならないよね。それで有能さんも急に英語に切り替えて緊迫感を演出したんだろう。それら一連の流れも含めて、北朝鮮は米国側がどう反応するかを試していた可能性があると俺はみる。

米国が韓国との同盟を結ぶことになってしまった理由とは
これに伴い、トランプ政権が軍事オプションを承認したという報道も出てきている。とは言っても単に爆撃機を上空に展開する程度で実際に空爆をするかどうかまでは明らかにしてないが。

米CNN「トランプ大統領,北の挑発に備えて軍事オプション承認」
12/28(土) 8:23配信 朝鮮日報日本語版

北朝鮮による年末年始の挑発に備え、米国のトランプ政権は一連の軍事オプションを事前に承認していることがわかった。米CNN放送が26日(米国時間)に報じた。北朝鮮が挑発に乗りだした場合、米軍の判断に基づき北朝鮮に対して迅速に圧力を加えるということだ。

CNNは米政府当局者の話として「北朝鮮が挑発的なミサイルの試験発射や武器の部品を試験しようとする場合、直ちに実施可能な一連の武力誇示オプションを米政府は事前に承認した」と伝えた。CNNはこれらの軍事オプションとして「韓半島上空に爆撃機を展開することをはじめ、地上兵器を使った軍事訓練などあらゆるものが含まれている」と明らかにした。

CNNは「北朝鮮がいかなるレベルの挑発を行えば米国が対応に乗り出すかは不透明」としながらも「米国が北朝鮮に対してどれだけ強力なメッセージを発信するか。これは非武装地帯からどの程度近くに兵力を配置するかによって知ることができる」とも説明した。その一方でCNNは米政府当局者が「現在の計画はあくまで武力誇示であり、北朝鮮に対する直接の軍事行動ではない」と強調したとも伝えた。現時点ではかつての「鼻血作戦」のような直接攻撃までは考えていないということだ。

北朝鮮は今週末にも朝鮮労働党中央委員会第7期5次全員会議を招集し、強硬路線を意味する「新しい道」を採択する可能性が高い。米国に警告した「クリスマスプレゼント」は党中央委員会全員会議、あるいは金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の新年辞後にその輪郭が明らかになりそうだ。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191228-00080007-chosun-kr

じゃあ、在韓米軍の撤収は、どうなるんですか?

非武装地帯の近くに兵力を配置とは言ってるんだが、さっき出てきたキャンプケーシーのように表向きにはさほど目立ってない米軍基地が他にも点在している可能性は否定できないよね。ベトナム戦争の例でも分かるように、米国はおそらく在韓米軍を完全に撤収させるつもりはないと思う。

撤収したフリなら、する気がします!撤収させて、北朝鮮を油断させておびき寄せようとしたけど、それが失敗したのでは?

まさにベトナム戦争の二の舞になりかねないからな。しかもあの時はベトナム共和国は同盟国ではなかった。もし同盟国相手に同じ失態をやらかすとしたら米国の覇権はそこで終わると言ってもいい。

確かに・・・。韓国との同盟は、必要なかったと思います!どうして同盟を結ぶ事になってしまったんですか?

今にしてみればリスクがありすぎるよな。米韓相互防衛条約の締結は1953年だが、この条約は米国としてはあまりに荷が重いというか、アジアにそこまで軸足を置く理由が当時は見当たらないんだよね。

同盟でなくても、今のシンガポールとの覚書のような形で一時的に韓国の基地を使う形にすれば、都合悪くなればいつでも撤収できるはずなんだ。クルド勢力もやはり同盟関係ではないしね。

1950年1月の、米韓軍事協定に、ポイントがあるんだと思います。どうして朝鮮戦争の前に同盟国になっていたのかが、気になるって言ってましたよね?

むしろその軍事協定こそが北朝鮮の南進のきっかけになったとさえ言えるからな。順序が逆なんだよ。米国は韓国が北朝鮮に攻め込まれて戦争になったから韓国と同盟関係になったんじゃなくて、韓国と同盟関係になったからこそ北朝鮮に攻め込まれて戦争に巻き込まれたと言えるんだ。

やっぱり・・・。おかしいです!

自分で書いてて思ったが、これは米国に対して仕掛けられた罠のような気もしてくるね。米国は韓国と先に同盟関係にならなければ朝鮮戦争をする必要がなかったとさえ言える。その時期はまだ日本の主権も回復していないし、先に韓国との同盟を結ぶのはあまりにリスクが大きいよね。

「米韓軍事協定」について、ちょっと調べてみます!まともな情報が見つかるかは、分からないんですけど・・・。

なぜ米国は日本を焦土にしてソ連とも戦おうとしたのか?
どうだ?

ダメです!全然ダメです!日本語でも、英語でもまともな情報がありません!

なるほど…。ちなみに在韓米軍地位協定とは違うからな?そっちと間違えてる人が多いということだろうか?

米韓軍事協定と、米韓相互防衛条約を、一緒にしている人が多い印象です・・・。1950年にそういう協定があって、韓国側に重装備が施されていない、という話だけが伝わってます。

それは1つのヒントになるかもな。つまり米国としては韓国に重装備をさせたくなかったと。軍事協定だから軍事同盟とは言えるが、その実態はおよそ同盟とは言えないくらい不平等なものだったのかもしれないね。

なぜそういう協定を突然韓国と結んだかは不明だが、やはりソ連が背後にいる北朝鮮が攻め込んでくるシナリオは想定していたのかもしれないね。ここで1つ疑問点が湧くと思う。なぜ米国は日本と戦争をして、日本中を焦土にしてしまったんだろうか?

えっ?

日本が朝鮮や満州を嫌々ながらも統治していたのは、共産圏ロシアの南進を抑えるためだったというのは自ずと分かるよね。日韓併合に反対していた勢力は日本でも1人や2人じゃないと思うが、ロシアの南進を防ぐためには併合が必要だという声が上回ったところにあの事件が起きたことがきっかけだったと思っている。

じゃあ、アメリカは、共産圏とは戦おうとは、してなかったんでしょうか?

米国の戦前の方針と戦後の方針がまるでばらばらで一致しないんだよね。戦前は日本こそが唯一の敵だとして焦土化するまで疲弊させたというのに、戦後はその疲弊した日本に共産圏が攻めてくるリスクを考慮して今度は韓国と軍事同盟を結んだ。韓国のあの位置を共産圏の防波堤にしようという考えは日本のものだったにも関わらずにだ。

あれ?じゃあ、ヘンです!日本と戦争しないで、日米で協力して、ソ連と戦えば良かったのでは?

そこに重大な歴史のifが隠れていると思う。実際にこのことを検証した記事も見つかった。日本がもしソ連を先に攻撃していたらどうなったかというものだ。

「日本がアメリカではなくソ連を攻撃していたら?」 第2次世界大戦の「もし」を米誌が分析
Jul 16 2016

「もし、日本がアメリカではなくソビエトを攻撃していたら?」――。米外交誌『National Interest』が、第2次世界大戦の歴史ifを分析する記事を掲載している。同誌では、昨年にも、英仏が大戦初期に計画していたソビエト爆撃作戦を巡る「if」を同じ筆者が書いている。こうした分析は歴史愛好家の知的好奇心を刺激する一種の遊びではあるが、一つの判断が歴史を大きく変えることを再認識する上では、大きな意味を持つ。改正論議まっただ中にある日本国憲法にしても、第2次大戦の結果・経過が異なっていたら、内容が大きく変わっていたことだろう。その点で、今「if」の視点で第2次大戦史を振り返るのは、日本人にとってこそ、意義があることかもしれない。

◆日ソの戦力は互角か

戦前の日本は、ソ連(ロシア)を仮想敵国とする「北進論」と英米が植民地支配する東南アジアへ侵攻する「南進論」に割れていた。前者は陸軍が支持し、後者を海軍が支持していた。実際の歴史では、1941年の真珠湾攻撃によって太平洋戦争が勃発し、「南進」が実行に移された。アメリカとの戦争を選択した日本は結局、広島・長崎への原爆投下を経て無条件降伏。戦後米国主導で日本国憲法が策定され、専守防衛の道を歩んできたのは周知の事実だ。その憲法が今、改正の是非を問われている。

では、もし「北進」を選択していたら、歴史はどう変わったか?『National Interest』専属の軍事ジャーナリスト、マイケル・ペック氏が、今月9日付でこのテーマで記事を寄せている。同氏は、現実の歴史では、日ソ中立条約により、ソ連は東方の憂いなくドイツとの戦争に集中できたと指摘。その結果、最大のピンチだった1941-42年のモスクワ戦で、シベリアから精鋭部隊を回すことで首都陥落をぎりぎりで防いだことが、独ソ戦の結果を大きく左右した。もし、この時にソ連が東方で日本の相手をする二面戦争を余儀なくされていたら、歴史は大きく変わっていただろうか?

ペック氏は、大局的には「日本が真珠湾攻撃をしなかったら、アメリカは日本に宣戦布告していたか?」「日本がロシアを攻撃していたら、西側諸国による経済制裁強化の代償はどれくらいになったか?」という2点を検討する必要があるとしている。その上で、軍事面に限れば1941年時点での日ソの軍事衝突は「興味深いもの」だとし、どちらかが一方的に有利ではなかっただろうと見ている。
・・・

https://newsphere.jp/world-report/20160716-2/

この記事、結局何が言いたいのか、よく分かりませんでした・・・。

結論があまりにも微妙だから、多分記事を書いている人は歴史にはさほど興味がないと思う。だから上の引用した部分までを見てほしい。これだけでは当然検証は不十分で、果たして陸軍が北進論を100%支持していたと言えるだろうか?という部分も含めて考える必要がある。

アメリカって、戦争をしていない時期が、ないような気がするんですけど・・・。

いい点に目をつけたね。米国は戦争に明け暮れている国だというのは客観的な評価でもある。米国が望もうと、そうでなかろうと必然的に巻き込まれる。今回の朝鮮有事なんかは米国が望まなかった有事の代表例で、トランプはまさに在韓米軍を撤収させて朝鮮有事を回避しようとしていたよね。ところがそれを何者かによって阻害され有事が避けられなくなった。米国政府の意思とは裏腹にだ。

黒井さん、もう少し短く書いてくれると、助かります!

ついつい熱くなってしまってねww

トランプは戦争なんてしたくない。北朝鮮とは仲良くしたいし、非核化も程々に済ませて早く米軍を引き揚げたい。ところが韓国はしつこいし、さらには議会にも散々足を引っ張られて弾劾訴追されるまでに至ってしまった。

じゃあ、アメリカの仲の誰かが、北朝鮮との戦争をしたがっている・・・?

と考えるのが自然だね。そこで出てくるのが軍産複合体のスポークスマンとなっているエスパー国防長官だ。彼は米国が朝鮮有事に巻き込まれるという意識はなく、単に米国が北朝鮮を徹底的に攻撃してやっつければそれで済むと考えていると思う。その際韓国や日本に犠牲が出ようが構わないというか。

黒井さんは、結局エスパー国防長官の事は、評価しない事にしたんですか?

現段階では何とも言えないね。年明けからの有事シナリオとして今から考えておくのはこのくらいでいいと思うけど、ワトソン君は何か話しておきたいことはあるか?

ボクは、歴史の検証を、もう少しやりたいです!朝鮮戦争の歴史を、復習してみます。できれば、明日も続きをやりたいです!

サイトの特性上記事を中途半端なところで切り上げないといけないのが悩ましい点だね。せめてページャーを設置できないかおひげちゃんに打診してみるわ。

「ページャー」とは?

大手ネットサイトの雑誌系記事でたまにあるだろ?鈴置さんのコラムが全6ページとかになっているやつ。あの仕組みをページャーと呼ぶらしい。あまり詳しくはないが。おひげちゃんならすぐにやってくれると思う。記事が長くなりすぎた場合、一旦そこで区切りを入れるというのは悪くない考えだと思っている。

ボクは、任せます!

韓国の皆さん、日本は令和時代で復活します!韓国とはもう関係がなくなるし、助けることもありません!さようなら!

令和時代が戦争の時代になるかどうかは北朝鮮次第というところだね。韓国はどちらにせよ日本から見放された現実を受け入れるんだな。日本は関係ない!統一おめでとう!韓国さようなら!