年明け2日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、休日前の昨年12月31日と比べ330・36ドル高の2万8868・80ドルと、過去最高値を3営業日ぶりに更新して取引を終えた。中国人民銀行(中央銀行)の追加金融緩和措置が好感され、世界経済の先行き懸念が後退した。
幅広い銘柄で構成するSP500種株価指数は27・07ポイント高の3257・85、ハイテク株主体のナスダック総合指数は119・59ポイント高の9092・19と続伸し、それぞれ過去最高値を更新した。
米中貿易協議進展への期待感も相場を押し上げた。朝方発表された米雇用関連指標の結果も買い材料になった。
銘柄別では、娯楽・メディアのウォルト・ディズニーやIT関連のアップルの上昇が目立った。(共同)