【書籍】『ソウル症候群』~韓国人が少し嫌いになりそうな108の理由[01/03]
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読んでいると顔が赤面して、頭がズキズキしてくる。知られたくない恥部を晒された印象だ。『ソウル症候群』は、韓流に夢中になった日本の女性が韓国で5年間暮らし、嫌韓になるまでの過程を108のエピソードで暴露している。
親しいという理由で、他人のプライバシーを考慮せずに付きまとう。陰口を叩くのが好きで、相手を感情的に非難する。そのくせ、世界で最も情が深いのは韓国人と言いながら、誇らしがる姿が滑稽だ。割り勘する余地すら与えない韓国の男性、口では女性の平等を叫びながら、デートの費用を男性に転嫁する韓国の女性などは苦笑してしまう。
特に実生活で直接経験した事例から、韓国の慢性的な社会問題まで取り上げた部分は手厳しい。普段は安全不感症に陥っていながら大事故が発生すれば非常に驚き、これを為政者のせいにしたまま事がどう収まったのか関心も見せない様子とか、職業を継ぐことを軽視しながら財閥の相続は容認する態度、韓国の見栄っ張りな冠婚喪祭、大人になっても子ども扱いする親と、これを当然に思う子どもなどはじっくりと噛みしめる価値がある。
しかし、韓国のホームレスを見て「韓国人は独立心より依存心が強い」とか、韓国の食べ物に関して「ニンニクと唐辛子粉をマジェマジェしたゴミ」と低く評価して、韓国人の誤った性文化を指摘して、日本の性文化に関しては寛大に思う内容は、読む時に多少考慮する必要がある。
ソース:ソウル新聞(韓国語)
https://www.seoul.co.kr/news/newsView.php?id=20200103036010