お笑いコンビのバイきんぐ・西村瑞樹（４２）が趣味のキャンプをただひたすら楽しむだけのドキュメントバラエティー「西村キャンプ場」が、３日深夜２時５５分からフジテレビ（関東ローカル）で放送される。
テレビ新広島制作のローカル番組。広島出身の西村が、県内で出会った人々からその土地ならではの食材を“厚かましく頂戴”し、キャンプ地も行き当たりばったりで決めてしまうというアポなしキャンプ旅を楽しむ内容だ。
昨年１０月からレギュラー放送を開始し、初回放送で平均視聴率１５・１％（ビデオリサーチ調べ、広島地区）と好スタートを切った。
西村自身が「広島に住んでいる方々でも『こんな場所があったんだ、こんな名産があったんだ』という意外な発見がある番組になっていると思う」と語っているように“広島の、広島による、広島のための番組”が、いよいよ関東に“上陸”する。
今回放送されるのは、昨年２月に３夜連続でオンエアした「シーズン１」を１時間に再編集したディレクターズカット版。県の最南端から最北端までを縦断し、終盤にはキャンプ仲間のヒロシがサプライズで登場。「最高に無駄なひとときをアナタに…」を合言葉に、お正月のひとときをユルく楽しめる番組になっている。
西村は「いつかは他の地域でも放送されるようになったらいいなあ、と思っていたら、こんなにも早く、しかもフジテレビで正月放送なんて…。うれしすぎて、まさに“何て日だ！”（相方の小峠英二が発するギャグ）という気分です」と喜びを隠せない。
麻倉良一ディレクター（ＴＳＳプロダクション）は「まさかの関東放送決定！ 喜びと同時に不安な気持ちで一杯。関東のみなさんにこのユルさを受け入れていただけるのか。凝った演出や仕掛けが一切ないからこそ、みなさんが思い描く“バイきんぐ西村”とは全く違う、新しい西村さんを見つけられると思います（果たして、それを見たい人がいるのかは分かりませんが…）」と恐縮しながらコメントしていた。（産経デジタル）
