大型荷物の保安検査義務化 プライベート機専用施設





カルロス・ゴーン被告が出国に使った可能性があるプライベートジェット機の専用施設の入り口=6日、関西国際空港

 赤羽一嘉国土交通相は7日の閣議後記者会見で、羽田、成田、中部、関西の4空港にあるプライベートジェット機専用施設で全ての大型荷物の保安検査を6日から義務付けたと明らかにした。保釈中のカルロス・ゴーン被告(65)がレバノンに逃亡した事件を踏まえて対策を強化した。

 4空港には、搭乗者が出入国の際に必要な「税関・入国管理・検疫(CIQ)」と呼ばれる手続きや保安検査ができる専用施設が設置されている。

 ゴーン被告は荷物の箱に隠れ、関西空港からプライベートジェット機に乗り、出国した可能性がある。機体に持ち込まれた荷物は、エックス線検査を受けていなかった。



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