海上保安庁・奥島新長官「厳しい情勢、重責に引き締まる思い」

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海上保安庁の岩並秀一前長官(右から2人目)から庁旗を引き継いだ奥島高弘新長官(同3人目)=7日午後、東京都千代田区(中村昌史撮影)

海上保安庁の岩並秀一前長官(右から2人目)から庁旗を引き継いだ奥島高弘新長官(同3人目)=7日午後、東京都千代田区(中村昌史撮影)

 海上保安庁の長官に7日付で就任した奥島高弘氏(60)が、東京都千代田区の海保本庁で記者会見し、中国公船侵入が相次ぐ尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺などを念頭に「情勢が非常に厳しい中での引継ぎ。重責に身の引き締まる思いだ」と決意を語った。

 奥島氏は日本の排他的経済水域(EEZ)にある好漁場「大和堆(やまとたい)」で後を絶たない北朝鮮漁船の違法操業なども深刻な情勢として挙げ、「一丸となり、しっかり対処する」と強調した。

 一方、今夏の東京五輪・パラリンピックで、東京湾臨海部で多くの競技が行われ、大会関係施設も集まるとし、「テロ対策などの海上警備や航行船舶の安全確保に万全の準備をしたい。関係機関や民間団体とも連携しオールジャパンで対応していく」と述べた。

 奥島氏は海保大卒。警備救難部長などを歴任し、現場出身の制服組として4代目の長官となった。この日は岩並秀一前長官(61)から奥島氏が庁旗を引き継ぐ交代式も開かれた。

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