首相、中東に11日出発 米イラン緊張緩和へ連携






 安倍晋三首相は、11日からサウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、オマーンの中東3カ国を訪問する。米イラン対立で中東情勢が緊迫する中、イランの周辺国を歴訪し、緊張緩和に向けた連携を呼び掛ける。海上自衛隊の中東派遣や、日本船舶の安全航行への協力も求める。15日に帰国する。

 米イラン双方と良好な関係にある日本の立場を生かし、各国要人との会談で事態改善への仲介役に努める姿勢をアピールするとみられる。

 首相は11日、羽田空港を政府専用機で出発し、サウジに到着。12日にサルマン国王と会談した後、ムハンマド皇太子とも面会する。13日にはUAEに移動し、アブダビ首長国のムハンマド・ビン・ザイド皇太子と会談する。14日はオマーンでアスアド国王代理らと面会する。



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