武田良太国家公安委員長は16日の記者会見で、1月上旬からの欧州訪問で国際刑事警察機構(ICPO)のストック事務総長と面会した際、レバノンに逃亡した前日産自動車会長、カルロス・ゴーン被告に対する「国際逮捕手配書」について謝意を伝えたと明らかにした。
武田氏は継続的な協力を要請し、ストック事務総長は「しっかりと対応していく」と応じたという。
武田氏は1月8~12日にフランスやスウェーデンを歴訪し、フランスのカスタネール内相とも会談。東京五輪・パラリンピックに向けたテロ対策で連携を強化することで一致した。